Blenderシェーダーノード辞典/シェーダーミックス(Mix Shader)
※記事製作時のバージョン:Blender 3.3
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概要
シェーダーミックスは、2つのシェーダーを混合(ミックス)するノードです。
入力ソケットに接続した2つのシェーダーを
係数の値の割合でミックスする
という働きをします。
係数は「第2シェーダーがミックスされる割合」を示します。
係数が[0]の場合、第2シェーダーの割合は0%になり、第1シェーダーだけが適用されます。
係数の値を大きくすると、それに応じて第2シェーダーの割合が上がっていきます。
係数が[1]の場合、第2シェーダーの割合は100%になり、第2シェーダーだけが適用されます。
シェーダーミックスの使い処
シェーダーミックスは、単体のシェーダーでは表現できない質感を作る場合に使用します。
よく使うのは、ディフューズ、屈折、SSSなどで地の質感を設定した上に、光沢シェーダーをミックスして反射や光沢を表現する、という用途です。
この場合、フレネルやレイヤーウェイトでミックスの係数を操作すると、よりリアルな反射や光沢が表現できます。
その他、いろいろなシェーダーを組み合わせてトリック的なマテリアルを作るのにも使用します。
実例はそれぞれのノードの記事で解説します。
【使用した3Dモデル】
Material ball in 3D-Coat - Download Free 3D model by 3d-coat (@3d-coat) [a6bdf1d] - Sketchfab is licensed under Creative Commons Attribution
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