偏質的俳句鑑賞-第百九回 もぎたての西瓜地球の余熱抱く-岡村正美『第三十二回おーいお茶新俳句大賞入選作品集』

おーいお茶新俳句大賞は一回全く自由律でそれなりのをとったことがある。最近はとれてないけれど。
改めて見るとやはり作品数が多い。その中でなんとなくいいなぁと思ったやつだ。
熱が地表に漂っている西瓜畑からもいでくる。少し生暖かい。それを余熱と表現したところが良い。
特に地球から分離したかのように、あたかも地球の一部だったかのように西瓜を捉えているところが面白い。
次回も良ければ読んでください。

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