偏質的俳句鑑賞-第三百四十五回 時計屋の時計春の夜どれがほんと-久保田万太郎『久保田万太郎 久米三汀 互選句集』

「春の夜」とは時間の流れが歪められたようにゆっくりだったり、春眠として一瞬で過ぎるときもある。
そうして「時計屋」のたくさんある時計はすべてが違う時を指す。
「どれがほんと」か分からない不思議で魅力的な世界に連れ込まれる。
この「時計屋」はジブリとかの世界にある魔法のかかった時計でも売っていそうだ。
次回も良ければ読んでください。

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