偏質的俳句鑑賞-第三百四十四回 水の地球すこしはなれて春の月-正木ゆう子『静かな水』

確かに「水の地球」という概念はよく提示される。
しかし、それを宇宙空間的に捉えるのは非凡だ。
まるで宇宙ステーションから見るように「すこしはなれて」いる星を見るということで「春の月」という季語に新しい捉え方、イメージを付与したということが興味深い。
次回も良ければ読んでください。

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