偏質的俳句鑑賞-第百七十二回 囲碁知らぬ囲碁部の顧問秋の蟬-仲村折矢『俳句 2023年11月号』

今年の角川俳句賞の候補作にあった一句だ。
残念ながら予選を通過することが今回はできなかったので、嫉妬して、参考にすることでモチベーションを高めていきたい。
それはそうと句の鑑賞だ。
こういう顧問が文化部にはたまにいる気がする。実際、自分のとこの囲碁将棋部のは将棋をあまり知らなかった。
そういうゆるい雰囲気の部室で囲碁を指す。顧問の先生も厳しい感じではなく、優しいのだろう。
そこの部室へ秋の蝉が鳴いている。もうすぐ下校時間だ。青春がゆっくりと過ぎてゆく。
ストーリーが見える良い句だ。
次回も良ければ読んでください。

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