偏質的俳句鑑賞-第百三十三回 天高く梯子(はしご)は空をせがむなり-仁藤さくら『Amusiaの島』

増殖する俳句歳時記というサイトを使わせていただいている。
と言ってもその内容をコピペするわけではなく良い句を探すために使わせていただくだけだけれど。
梯子を空に向けて置かずに横にして納屋にでもしまっているのか、それとも室内にあるからなのか。
やはり秋の高い空をに向かって梯子も立ちたいのだろうか。
仰ぎたくなるような高い天がぶわっと広がっている。
梯子自体が空をせがむという擬人化の新しさ、鋭さがこの句を良いものにしている。
それだけです。次回も良ければ読んでください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?