見出し画像

ぺらふぇす2023秋に参加します

2023年11月23日~27日ぺらふぇす2023秋に参加致します。
A4サイズ1枚の紙で作る…どんな内容にしようかと考えました。
先月、本のアトリエEIKO・AMU合同作品展『美しい手製本の世界展』(大阪)に、はがきサイズの和綴じ本を出品していました。
中身は今年の夏まで1年9ヶ月ほど住んでいた福島県で撮影した写真に写真俳句を少し。"Four Seasons in Fukushima" と題したこの本はどちらかというと「写真集」ですが、今回は「句集」にしようと思いました。
福島県内で作った(詠んだ)写真俳句と俳句から選んで、A4サイズの紙1枚に両面印刷し、一折り中綴じの本を作りました。ところがこの形式だと「A4サイズの紙1枚」以外に「綴じ糸」が必要…ということで、再検討…。
次に作ってみたのが16頁の折本です。本のサイズが半分になりましたが、ページ構成は一折り中綴じ本と同じです。これでOK!…とひつじさん郵便用のぺらっとを準備し始めましたが、薄手の和紙に出力したものの、折る回数が多くて何だか綺麗な仕上がりになりません。しかも、本のサイズが小さいことが災いして、仕上がりの悪さが目立ちます。
そこで、もう一回、やり直して最終的には8頁の折本にしました。
ひつじさん郵便用のぺらっとは紙の目や厚み、写真出力に適しているかどうか等、自分なりに考えて紙を選んで出力し、羊森さんにお送りしました。
ぺらふぇすの期間中はこのサイトでも内容を紹介すると共に、PDFをダウンロードできるようにする予定です。

A4サイズ1枚の紙から1冊完成させるまで、思っていた以上に試行錯誤を繰り返しましたが、その分、いろいろと「気付き」が多い作業でした。

自分の写真や(写真)俳句を発表する際、どういう形の本にするのか、いつも考え込んでいました。「16頁の一折り中綴じ」を規定フォームに、テーマを決めた選句作業をしておけば、すぐに8頁折本のぺらっとにできるし、何折り(何冊)かまとまれば、きちんとした上製本の形にすることもできる…。

そういえば、昨年の『美しい手製本の世界展』に出品した写真俳句集、はがきサイズのアルバムをまず手製本し、はがきサイズに出力した写真俳句を貼り込んだのですが、これを「16頁の一折り中綴じ」に作り直せるかも…と考え始め、現在作業中。
今回のぺらふぇすに #野生のぺらっと として出そうと計画しています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。