好きな作品が何作かセールの対象になっていたので、おすすめをまとめたページを作ってみました。
セールは2024年9月26日(木)23時59分までやってるみたいです。
※本の価格やポイント還元の状況など、最新情報はAmazon公式サイトを確認してください。
※本記事のリンクはAmazonアソシエイトを使用しています。
方舟 / 夕木春央
久々に「脳が痺れる」という体験をした作品。
読んだ後は絶対に誰かと感想を話したくなる。
できるだけ事前情報を入れずに読んでほしい。
難解な表現がほとんどなく、かなり読みやすいのでミステリ初心者にもオススメ。
読者専用ネタバレ解説サイトも必読。
十角館の殺人 / 綾辻行人
ミステリ小説といえば十角館。タイトルは聞いたことあるという人は多そう。
「ミステリって、面白い!!!」と改めて思えた作品。
この本を読んだことがきっかけで、自分の中でのミステリ小説ブームが再始動した。
ただ、ミステリをたくさん読んだ後だとトリックに拍子抜けしてしまう気がしたので、ミステリに馴染みが無い内に読むのがオススメ。
爆弾 / 呉勝浩
スズキタゴサクと警察のお互いの尊厳をかけた舌戦と頭脳戦が面白かった作品。
終盤の盛り上がりがかなり好き。
Kindle版には特典として『法廷占拠 爆弾2』の試し読み増量版が収録されている。
法廷占拠 爆弾2 / 呉勝浩
『爆弾』の続編となる作品。
実は、この記事執筆中はまだ読んでいる途中なのだが、冒頭からめちゃくちゃ面白い。凄い。
海外で実写映画化されそう。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb / 道尾秀介
ストーリーがシンプルで理解しやすい、文章が読みやすい、登場人物が少なくて名前が覚えやすいので、ミステリ初心者にオススメしたい作品。
コメディタッチなのでクスッと笑えるシーンも多め。
いけない / 道尾秀介
3つの短編+終章から構成される作品。
各章の最後には一枚の画像が用意されており、それを見れば事件の真相が分かるという仕掛けになっている。
謎がそこまで難しくなく、道尾秀介氏の他作品と比べると暗さがマイルドなのでミステリ初心者にもオススメ。
きこえる / 道尾秀介
5つの短編から構成される作品。
作中の様々なタイミングで登場する「QRコード」を読み取ると、真実を紐解くカギとなる「YouTubeにアップされている音声」を聴くことができる。
『いけない』『N』といい、道尾秀介氏は色々な表現に挑戦していて凄い。
七回死んだ男 / 西澤保彦
自分の思いもよらぬタイミングで同じ日が繰り返されてしまう主人公が、殺人を防ぐために奔走する話。
読みやすくて笑えるシーンが多い上にわかりやすく面白いのでミステリ初心者にオススメ。座布団バトルのシーンが大好き。
人格転移の殺人 / 西澤保彦
人格が不定期で入れ替わる体質になった男女6人。その中で発生する連続殺人事件を描いた話。
同作者の『七回死んだ男』が面白かったので読んだ。こちらも非常に面白かった。スピード感が印象的。
葉桜の季節に君を想うということ / 歌野晶午
恋愛小説のようなタイトルだが実はミステリ。
終盤の散らばったピースが組み上がっていくスピード感が気持ち良い。
冒頭のアレでドン引きして読むのをやめちゃうのは勿体無い。
密室殺人ゲーム王手飛車取り / 歌野晶午
殺人鬼たちがリモート通話を繋いで自分たちが実際に作り上げた殺人現場を見せ合い、お互いにどうやって殺したか推理して遊ぶ話。
「殺人推理ゲームのための殺人」だから、理由がなくても凝った殺人をたくさん出せるのは発明だと思う。
ちなみに将棋は関係ない。
ハサミ男 / 殊能将之
自分の手口を真似てターゲットを殺された殺人鬼「ハサミ男」が犯人探しを行う話。
私は文章にやや癖あるように感じた。終盤のスピード感が好き。
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER / 森博嗣
トリックの衝撃はもちろん、天才たちの尖った会話が魅力的。
理系の人には刺さりやすいと思う。
1996年の作品なのにAIやVRなどが出てきて古臭さを感じないのも凄い。