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【アニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト』感想】運命の舞台の果て

・舞台少女たちが苦しみ、本音をぶちまけながら全力でぶつかり合い、キラめきが生まれる様を描写したアニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト

「劇場版がとにかくスゴイので見てくれ!!!!」というオタクの声を受けて、TVアニメ12話・総集編・劇場版を全て観てきた。

凄かった……………本当に凄かった……………

・本記事にはTVアニメ12話を観ながら書いていた感想をまとめた。ネタバレ注意!!


・アニメ1話はYoutubeで公開中なので未視聴の方はぜひ……

第1話「舞台少女」

愛城華恋は舞台で生きてゆくことを夢みる舞台少女。聖翔音楽学園でレッスンに励む彼女の元に転入生がやってきた。神楽ひかり。彼女こそ幼い日に別れた華恋の幼馴染みで、憧れの舞台「スタァライト」に一緒に立つことを約束した運命の舞台少女だった……

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・華恋とひかりの再会、オーディションへの飛び入り参加などがある回。

・前半を観ているときは歌劇の学校に通う女の子たちの人間ドラマを描いた作品なのかなと思っていたら……エレベーターが周りの壁ごと落ち始めた????どういう仕組み?? そこから一気に別アニメになった感。

・武器を持ってガチバトルしてる。そんなのいつ練習したんだ。

・いい声のキリンが出てきた🦒<分かります
・何者?? 宇宙人か妖精か……?

・主人公の華恋が初バトルとは思えないほど強い。実はバトル経験済みでめちゃくちゃ強いけど、何らかのペナルティで記憶を失ってるとか…?

・バトルの勝利条件がイマイチ分からない。バトルの詳細については2話で色々明かされるのかな……

第2話「運命の舞台」

ひかりを守るため謎のオーディションに飛び入り参加した華恋。だが、何かを知る様子のひかりは華恋を抜けさせようとするが……。一方、自分の敗北を認めることが出来ない純那。明らかになる彼女の執着と情熱。スタァを目指し、星見純那は再び弓を掴む。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・星見純那回。

・口外したら罰金って現実的なペナルティ。記憶や参加資格を失うとかじゃないんだ。

・謎の変身システムで機械がガションガションするとこ好き。こういうのたまらん。こういうのたまらんね。
・不思議空間でのバトルで怪我とかはしていないっぽい。キリンの力で自動で保護されてるのかな。

・相手のマントの紐?を先に切ったほうが勝ちっぽい。
・負けても即終わりじゃないのは優しい。バトルの中で魅せる情熱がより熱い方が評価されていく仕組み?

・キリンは色々分かってるけどこっちは分からないことだらけだ……。

・まひるはいつか爆発しちゃいそうな予感。

第3話「トップスタァ」

第100回聖翔祭に向けて動きだした2年A組。キリンのオーディションにより舞台少女たちの関係が変化してゆく中、華恋は変わらず無邪気にスタァを目指す。その前に立ちはだかったのはトップスタァを宿命づけられた主席・天堂真矢だった。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

This is 天堂真矢回。強い……。

・剣技がぶつかり合うアクションシーンは見応えがあった。カメラワークもかなり大胆で楽しい。
・真矢は舞台が動くのをコントロールできてるように見えたけど、華恋にもできるのか?

・華恋、2回勝ってるのに最下位ってことは、勝ち数よりも舞台でどれだけ輝けたかが重視されてるっぽい。

・主席で人格者、隙がないぞThis is 天堂真矢。

・裏方になったはずのばななが3位、どういうことだってばよ……

第4話「約束タワー」

華恋の軽率さに憤慨したひかりが星光館を飛び出してしまった。ひかりを探して東京の街をさまよう華恋。スタァを目指す真矢の壮烈なる覚悟と、自分自身の甘さ。自分は何故スタァを目指そうとしたのか。原点に立ち戻った華恋はひかりとの約束の場所に向かう。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・日常回。なんだかんだ皆仲が良いな。

・ひかりがいなくなって風呂場の椅子やクッションの下を探す華恋。ハムスターかなんかだと思ってる?

・オーディションで合格できなければ舞台少女として1番大切なものを失う……ちゃんとリスクもあった。在籍資格か記憶を失うかかな…

・ひかり、頭脳明晰キャラっぽい見た目なのにポンコツキャラなの意外だ。
・華恋とは長い間離れてたし手紙も出してなかったから面と向かって話しづらくて、観光しつつ逃げ回っていたのかな。電話越しだけど少しづつ話して華恋に向き合えるようになったには良かった。

・華恋がひかりのことばっかり気にしてまひるがほったらかしにされてるのは後のまひる回の為の布石なんだろうけど、それにしても可哀想だ…

・バナナ味噌汁はやばい。

第5話「キラめきのありか」

ひかりとの約束を再確認し、生まれ変わったようにレッスンに励む華恋。クラスメイトはその変容に驚くがルームメイトの露崎まひるはそれを受け入れられない。変わりゆく華恋は私の大好きな華恋ちゃんじゃない。暴走するまひるの感情がレヴューの幕を開く。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・まひる回。愛が重い……

・シリアスになるかと思ったら意外にもコメディ要素多め。レヴューってあんな緩く戦っていいんだ。
・なんで野球??と思って調べたらまひるの好きなことが野球観戦なのね。華恋が毎回相手の土俵で戦うのはなんでだろう。華恋のみんなのことをもっと知りたいという思いが反映されている?

・地面にめり込むほどのメイスでぶん殴られたら体の骨粉々になりそうだけど……無傷っぽいし、怪我はしないように保護されてるのかな。

・ばななが真矢様とクロディーヌにこだわるの少し不穏だ。

・「Yes, This is おいも」って言っておいも山盛りにしてドヤ顔してる真矢様、可愛いし面白すぎる。

第6話「ふたりの花道」

幼い日より二人で歩んできた石動双葉と花柳香子。だが聖翔音楽学園に入学し、オーディションに参加したことで二人の意識にも変化が。クロディーヌと練習に励む双葉が自分から離れてゆくように感じた香子は、持ち前の身勝手からとんでもない行動に出る。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用


・双葉&香子回。夫婦喧嘩だ。

・前回のぶつかり合いで精神が安定したっぽいまひる。3人で登校するようにもなってたし良かった。

・30位から努力で上位10名にまで上り詰めた双葉、努力の人だ。凄い。
・双葉に引き留めてもらいたい香子、めんどくさいけど可愛い。真矢様の言葉や双葉とのぶつかり合いで自分が夢を与える立場であることを思い出して、覚醒した香子は強者の風格があるな。騙し討ちはずる!

・香子から御礼をもらってウキウキで箱開けたら飴玉1個だけで固まる真矢様、可愛いし面白い。出番は少ないけど毎回インパクトを残してくる。真矢様好きだなー。

・台本通りにこだわったり次回予告が狂気に満ちているばなな、ラスボスなのか…? バナナイスとか言ってたのに…

第7話「大場なな」

その包容力と優しさで2年A組を包み込んできた大場なな。彼女の大きな愛情の原点は1年生の時に上演した第99回聖翔祭の「スタァライト」にあった。ななの記憶に深く刻み込まれ彼女自身を変えたもの。彼女がその「再演」に執着する理由とは……?

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・ばなな回。
This is 天堂真矢が、負けた……?

・ループものだとは思わなかった。
・ばなな、何回も再演することで経験値が圧倒的だし皆の得意分野や弱点も把握してそうだしさらに強くなってそう。ただでさえ何でもできる万能キャラなのに

・最後ぬるっとこっち向いて話しかけてくるの怖い。

・ひかりがイレギュラーとして参戦したのは、再演に飽きたキリンの仕業?

・やっぱ華恋とひかりがループ脱出の鍵っぽい。頑張れ…!

第8話「ひかり、さす方へ」

「いつか2人であの舞台に立とうね」。幼い日に運命の約束を交わした華恋とひかり。華恋と別れロンドンに渡っても、ひかりはその想いを胸に夢を追い続け……そして失った。ななとのレヴューで必死にもがくひかり。彼女が失った一番大切なもの、それは。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・日本に来る前のひかり、ひかりvsばなななど。

・ひかりが今までのレヴューで苦戦してるっぽかったのは、イギリスで行われたオーディションで既に一度敗北しててきらめきを奪われたからだったのか。
・敗北した人全員のきらめきが奪われてしまうんだとしたら、王立演劇学院としては大打撃なのでは。1人の圧倒的なトップスタァを生み出せるならそれでもいいってこと?
・華恋との約束がひかりを舞台と繋ぎ止めていて、日本のオーディションにも参加することができ、きらめきの再生産まですることができた。熱い…
・ワイヤー付きの短剣も彼女の過去を暗示しているのかな。

・波をぶった斬るところ、武器の再構築、ワイヤーアクションがかっこよかった。

・ラスボスかと思われてたばなな、ここであっさり負けるのは意外だった。でも、さらに闇を深めちゃったようにも見えるしまだ何かありそうだ。

第9話「星祭りの夜に」

新しく書き上げられた第100回聖翔祭の「スタァライト」の台本に、第99回の再演に拘るななの心は揺れる。美しくも哀しい別れが待つこの戯曲に導かれる9人の舞台少女たち。ななの守ろうとする「あの日」と華恋とひかりの求める「未来」が舞台の上で交錯する。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・ばなながループの呪縛から解放される回。

・華恋とのレヴューで変わっていく彼女達の思いをぶつけられて、最終的には純那との会話でばななが救われる展開になったの良かった。
・囚われていた過去を捨てるんじゃなくて、大切にしたまま次の舞台に活かそう!って純那の提案も素敵だ。ばななの側に純那がいてくれて良かった。
・偉人の名言botになっちゃう純那が可愛い。

・次はいよいよオーディション最終日。残ったのは真矢、クロディーヌ、ひかり、華恋。まだ最終回じゃ無いし次のレヴューでは真の勝者は決まらないのかな…? タイトルは最終回っぽいけど。

・敗者がきらめき全部奪われちゃうのは流石に可哀想だから、ルールの改定をキリンと交渉する展開とか来る…?

第10話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」

「私は負けてない」。主役の座を奪われレヴューで負けてなお、諦めず天堂真矢を追い続けてきた西條クロディーヌ。だが、その実力を誰よりもわかっているのは他ならぬ真矢だった。そしてオーディション最終日。キリンが提示した意外な形のレヴューとは。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・真矢クロ、2vs2、ひかりとの別れなど。

・想像以上に濃密な真矢クロだった。真矢様がフランス語喋り出したときの「あんたフランス語分かるの!?」みたいな反応をしてしまうクロディーヌが可愛い。真矢様、クロディーヌの喋っていることを全部理解するためにこっそり勉強してたのかな。

・「私の真矢」に「私のクロディーヌ」で返すの色々凄い。これはThis is 天堂真矢。

・2vs2の展開は少年漫画的な熱さがあった。口上が2人バージョンになってたり、協力技を使ったりと2vs2ならではの魅力的な要素がたくさんあって良かった。

・1人勝ち抜けたひかりは何を願う……? 自分1人だけを犠牲にして他のみんなにきらめきを分配するとか?
・あのずっと冷静なキリンを驚かせるような展開になってほしいな。

第11話「わたしたちは」

オーディションは終了し、ひかりはいなくなった。華恋は必死にひかりの姿を追い、7人の舞台少女たちもまた大きな喪失感を抱く。ひかり不在のまま、近づいてくる聖翔祭の本番。運命の相手を探し続ける華恋は、ひかりが消えた真実を「スタァライト」の中に見つける。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・消えたひかり、ひかりを救いにいく華恋など。

・あっという間に7ヶ月経過。時間経過が超特急。
・退学届にキリンの印鑑が押されてたし、先生たちはキリンの存在は知ってるっぽい? じゃあ生徒が行方不明になろうが黙認ってことなのかな。

・華恋が泣き出してしまうシーン、辛い。
・ひかりは皆のきらめきを奪わないという選択をした代償として、1人で罪を請け負って幽閉されてるってことなのかな…?

・ひかりが囚われている場所へ向かって進んでいく華恋にみんなが声をかけていくシーン、それぞれの成長とこれまでの彼女達の積み重ねを感じてうるっときた。
・みんなの「舞台で待ってる」に「舞台で待ってて」と返して扉をくぐるシーンにもグッときた。流れる「舞台少女心得」の歌詞が深くリンクしてるのも良い演出。

・次回最終話。どうなる!!!

第12話「レヴュースタァライト」

永遠に繰り返される虚無なる再演。それがひかりの選んだ、華恋を、舞台少女たちを守るための「運命の舞台」。だがその公演を、舞台に飛び入り参加した華恋が真っ向から否定する。「スタァライトは必ず別れる悲劇」。運命を変える、最後のレヴューが始まる。

ストーリー | アニメ | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より引用

・最終回。静かに出るタイトルロゴ、かっけ…

・ひかり、半年も賽の河原みたいなことしてたのか……代償が重すぎる。

・ノンノンからの「アタシ再生産」でアンコール始まるのクソ熱い!!
・今までずっと相手のフィールドでばかり戦ってた華恋がひかりとのラストバトルで2人で約束を交わした東京タワーを顕現させるのグッときた。東京タワーを横にブッ刺して2人を繋ぐ橋にするの、彼女達が交わした約束と重なって見えて良い。

・キリンについてはあまり深掘りされなかったけど、悪意があるわけじゃなくただただ舞台少女達が全力でぶつかり合うことによって生まれる物語を観たい神のような存在……ということなのかな。華恋のアタシ再生産でテンションぶち上がって荒ぶるの面白かった。

・集合写真では華恋とひかりもみんなと一緒に鍋を食べている様子が映っていて安心した。冒頭から描写されていた鍋を作成してるシーン、皆いつも通りの雰囲気だし、もうあの時点で2人は戻ってきてて、別室で休んでいたとか?
・蟹も大好きなThis is 天堂真矢が可愛い。

感想

色々と凄かった……
・普段よく観るアニメとはかなり別タイプの作品だった。

・1話の変身シーン、7話、最終話が強く印象に残っている。色々気になる部分はあるけど「細かい事なんか気にするな!!オラ!!!」と叫ぶような彼女達の全力のレヴューから生み出された熱に呑まれて、気付けば最後まで観てしまった。

・余白が多いから色々考察の余地があるのも本作の魅力なんだろうな。見直す度に発見がありそう。

・華恋とひかり以外で一番好きなキャラはThis is 天堂真矢。作中トップクラスの実力者なのに驕ることなく日々努力し続ける生き様が格好良い。

・実は食べるの大好きで、おいも山盛りにして「Yes, This is おいも」ってドヤ顔で言っちゃうシーンが可愛かった。


・劇場版を観た後にアニメ12話をもう1周してしまった。
・劇場版の感想も近いうちに記事にまとめます。

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