2021年12月の出来事⑤

聞いたことのない葬儀のリスケ

前に書いた親戚関係の困りごとの件、事態を明らかにするために現地に赴こうと思っていたが、現地に積雪があるかもしれないという天気予報がありキャンセル。車で行こうと考えていた、というか車でしか行けない場所なので仕方がないが、スタッドレスに履き替えていないので断念した。
先に書いた交流がある従妹と話すが、相変わらずよくわからない。
誰が正確な情報を把握しているのか。こんなタイトルの曲がシカゴのファーストアルバムにあった気がする。
妹の遺体がなかなか戻らないので葬儀の日程を変更しなくてはならす、葬儀屋さんに連絡。その結果をもってお寺に電話して日程の再調整をお願いする。葬儀の延期をお願いするのは初めてだ。今後もないだろうと思う。
こういうことを繰り返していると、体の芯の方に疲れがじわじわとたまっていく。
何日か後、母方の従妹から母方の祖父祖母の名が記された戸籍謄本のコピーが届く。妹の銀行口座解約に父方母方双方の祖母の出生から死亡までが記載された戸籍謄本が必要と言われたので、その手掛かりになるようなものがないか相談したら送ってくれたのだ。
私の父、祖父については父が亡くなった時に必要があり取り寄せたので、どこに問い合わせればよいかわかっているが、母方となるとわからずどうしたものかと思っていたのだ。
しかし、祖父祖母までとは… 全員故人である。システム上必要なのかもしれんが、何のために集めるのかわからん。
まあ、いいや。この手のことは専門家に頼んでしまおうかと考え始めていたのだ。とにかく、いろんなことが重なり、疲れていたのだ。

やりきれないことが続く

この時期一番やりきれなかったのは、やはり検死が終わらず死亡届が出せなかったこと。取り急ぎあちこちにお願いをして準備を進めていた葬儀の日程が迫っていた。
状況確認の電話を何度か警察に入れたが、警察も把握できていなくてお手上げ。葬儀のリスケをお願いしたことは以前にも少し書いた。無理を言ってお願いしたが、関係者の皆さん、快く引き受けてくれたのに、事情があって仕方ないとはいえリスケするのは申し訳なく、大きなストレスだった。
二番目にやりきれなかったのは、携帯電話(スマホ)の解約ができなかったことだ。
全然つながらないキャリアのコールセンター執拗に電話をして連絡し、事情は伝えた。電気料金を電話料金と一緒に払う契約にしていることが請求書などから分かったので、基本料金などの請求が発生しないよう、一刻も早く解約したかったのだができていなかった。
これも原因は死亡届を出せていないからだ。
本人死亡を伝えなかったら解約できたのか?本人以外が解約手続きを進められるのか、よくわからない。(その後、死亡届を出せたので、解約手続きをしようと思ったのだが、これがまたコールセンターにつながらない。埒が明かず、回線の契約をしたわけでも何でもないキャリアの店舗に泣きつき、ようやく解約手続きができた。機器代金の残金があるので、請求書を送るということだったが、解約して3か月以上たって、請求書が届いた)
三番目に…、もういいや、きりがない。そう考えて、その日は寝た。翌日から、別の手続きに必要な書類を取りに行かなくてはならなかった。

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