日常の中に潜む幻と夕焼け

季節は移ろいで、秋から冬、そして春へ。
季節は変わっていくのに変わらない、変われない。

Mr.childrenの進化論という曲の歌詞に
「変わらないことがあるとすれば皆変わってくってことじゃないかな」
という歌詞があって、ああほんとそうだなと思う。


むかし小学生のころに幼稚園でいちばんに手裏剣の折り方を覚えた
みんなにも僕が手裏剣の折り方を教えてあげた
それが人生のピークだったかな。


日々過ごしていると日常過ぎて、これは幻で後から振り返ったら
存在していなかったんじゃないかと思うことがある

それは充実していたとか、忙しくてとかではなくて
ふつうがふつう過ぎて覚えている事柄が特に起きず
時間だけが過ぎ去ってしまうという感じ

つむじ風食堂の夜の
「ここ」はここにあるけど同時にどこか別の場所にいる、ということかな


ひとの24時間はひとにとって平等な時間だけど
本当の意味で平等ではないと思うことがよくある

使い方がうまいとか起きるのが遅いとか
それを言い出したらキリがないけど
病気で入院してたり、受験間近の受験生、出産を控える妊婦さん
みんな時間を過ごしていてもそれぞれ違くて長く感じたり短く感じたり

でもこれは感じ方の問題で
平等ではない、というのはまた違うのですが…


今日は朝、寒くてなんだか冬だな、と思いました。

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