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桜の咲く頃に

「桜の木を自宅の庭にたっくさん植えて、毎年桜の咲く頃には
ちょっとした食事やお酒なんかを準備して花見をしたいです」

小学校の卒業文集に書いたそんな願いが日本人や日本にずっと住んでる方
の願いであることに変わりはないと思いますが
それでも毎日の暮らしや生きることでお腹いっぱいになってしまう。

毎日毎日起きて仕事に行って帰ってきてごはん食べて寝て
そんな営みが退屈ではあるけど、贅沢でもあるのかな。

来年が、来月が、明日が来ないひとだっている。
そんな、いのちの重みや大切さにまだ気づけていることは
最低限の秩序は保たれているのだろうか。


SMAPの世界にひとつだけの花のカップリングに収録されている
「僕は君を連れてゆく」という曲が好きなのですが
と書いてるところでYoutubeで検索したら

こちらの動画のコメント欄に
さいとうかずさんという名前の方がたった10日前に
「いつまでも、続くと思ってたなー。 居てくれるのが当たり前だと。 SMAPの解散の大晦日、 世の中どんなに願っても、 どうにもならないことってあるんだと思い知らされた気がした。 でも、こうやって彼らの歌を聞き、一生懸命歌う姿を見れば、癒され力をもらえる。 本当に素敵な人達。」

というコメントを残してた。
まさにこういうことです。これ以上ありません。

続けたくても、生きたくても、そうできない人も多くいる中で
自分になにができるか。

そう思ってきたつもりなんだけどなぁ…
なんにも、なにひとつ行動に移せず生きてきてしまった。


桜の咲く頃に、あの頃は〜と笑って思い返せるときがきてくれるように
いまを精一杯生きて、後悔しないようにしたいと思いました。

2年前くらいの桜

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