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メルマガで紹介されている記事は何分で読めるのか?

こんにちは。「配配メール」の大塚です。

実は先日配配メールのバージョンアップが行われました。トピックとしては、開封率、クリック率に関して、配信目的が同じかつ、同業種のユーザーの平均値と自社の数値を比較できるようになりました!これで目標設定が簡単になっただけでなく、改善ポイントを早期に発見することができるので、効率的な課題特定が可能です。

https://www.hai2mail.jp/news/2022/20220824.php

そこで、今我々がこの機能をもとに特定した改善ポイント特定しました!
ずばり「クリック率」です!

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(開封率、クリック率どちらも同目的、同業種を上回っていました。正直ホッとしています)

開封率、クリック率どちらも上回っていますが、より本来の目的である態度変容につなげるため、クリック率の改善を行っていきます。

クリック率を改善するための要素はいくつかありますが、そのなかでも「本文」での施策がクリック率の改善に直結します。

ということで、今回はその本文中のボタン周りに焦点を当てた施策をご紹介します。施策としては「読了時間の有無」です。

施策:読了時間の有無

我々がお客様に送っているメルマガは基本的に記事の紹介を行っています。ただ、メルマガのなかでは読むのにどの程度時間がかかる記事か分からず、クリックされないこともあるのかなと考えました。また、最近みたどこかの記事に読了時間が書かれており、個人的に優しい体験をしたこともありました。その際「これはメルマガでも応用できるのでは」と感じていたことを思い出し、この施策を実行しよう!と判断しました。

読了時間

結果:読了時間は必要!

今回の結果はこちらです!

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読了時間ありの本文のほうがクリック率は優勢という結果となりました。

考察:読了時間を入れる優しさはクリック増加にもつながる

結果としては、読了時間は入れるべきです。実際の読者の行動(クリック)にも表れています。

読了時間を入れることによって、ボタンから遷移する記事コンテンツを読むのにかかる時間が事前に分かり、心理的ハードルが下がったことで、クリックが増えたと考えられます。

逆に言うと、メルマガのコンテンツがどれくらいの時間で読めるのか、という心理がクリックに影響を与えていることも分かりました。

総括:読者の気持ちに寄り添うことを第一に考える

今回のテストは個人的な体験をもとに「どれくらいの時間で読めるのか」が事前に分かれば読者にとってはありがたいだろうな、というところからスタートしました。このように読者の気持ちに寄り添って施策を考えることが、結果としてクリック率改善につながるというのは良い経験になったかなと思います。

また、メルマガ以外の施策からも改善のヒントは得られるんだなと思いました。やはり様々なところからインプットすることで、メルマガにも応用できるということも分かりました。

ということで、次回もボタン周辺の施策を紹介いたします。乞うご期待ください。