子どもの運動特性を見極める

先日、イチローは先天的にゆるんでいた、と書きました。

これは読む人によっては残念なことかもしれませんが、先天的にゆるんでいたり、身体意識の強い人は存在します。
そして、ゆるんだまま育てられる環境や本人の努力も相まって、大人となり達人となります。
様々な要素が揃った結果として優れた人物になるが故に、世の中では「天才」と呼ばれます。

幼い頃は個人差があるとは言え、体はゆるんでいます。
4〜5歳にもなれば生まれ持った身体意識の特性は、ハッキリと現れます。
子どもが友達と外遊びをする姿を観察すると相対差でよくわかります。


ゆるんだ上にセンターが強いタイプ。

ゆるんではいるけれど、センターの強さが足りずグニャグニャしたタイプ。

裏転子(腿裏)の強いタイプ。

手足の連動が上手いタイプ、あまり上手くないタイプ。

筋肉が長いタイプ。

筋肉が短く瞬発力のあるタイプ。

熱性のエネルギーが強いタイプ。

冷性のエネルギーが強いタイプ。

…etc…

3〜4歳から10〜11歳あたりまでの子どもは、見た目がそのまんま大きくなるような感じで成長していきますが、身体意識も生来の特性のまま成長することが非常に多いです。観察すれば「やっぱり自分の子だな」と納得する親も多いかもしれません。

健やかな成長を願うのなら、子どもの生来の身体意識を把握して、上手に育てていく必要があります。

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