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期待と失望のあいだ

自分自身にさえがっかりするのに、他人にがっかりすることがあるのは当然のこと。好きな人の中にも、あれっ?と感じる短所があり、嫌いな人の中にも、おっ?というような長所があるものです。全部が自分の思い通りの人などいません。
人に期待し過ぎず、失望し過ぎず。

故 小池一夫さんの言葉。
人との付き合い方、大切な人との関わり方、そのコツを教えてくれてる言葉だと思う。

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自分はつい最近まで好きな人の短所を見つけると失望する傾向があった。長年その問題点に気づかなかった。
どんなに素晴らしい人でさえ「え?」って思うことがあるのは当たり前なのにそれが見えると一瞬で失望してしまう。その「え?」はあくまでその人のほんの一部であってその人の全てじゃない。そのことに気付けずにいた。
本来ならそんな自分にこそ失望するべきだった。
しかし残念なことにそんなこともわからずに50年近くも生きてしまった。
気づくのが遅すぎるし、今更ながら恥ずかしい。

気付いたらとても楽になった。何が楽なのかうまく伝えられないけどとにかく楽になった。遅かったかもしれないけどその大切さに気付くことができて他人に対しての距離感が変わった。良い意味で。
もっと早く気づけば人生違ったかもしれない。でも人生後半戦で気づいたことにきっと意味があるのだろう。
人に期待し過ぎず、失望し過ぎず。

最近のドリー

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なんの前触れもなくギターを買った。
これまで触ったこともなかったギター。もちろんまったく弾けない。まさか数日前まで自分がギターを買うなんて思ってなかった。
いまは寝る前にギターを弾くことが毎日の楽しみになってる。弾くというには程遠いけど。
音を奏でるというのは心にとても良い感じがする。ギターの音色にカラダも癒される。買ってよかった。
ギターを買った経緯はまた今度。

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