【TT3兄弟】TTAttisan 17mm f1.4は、スマホカメラの次のステップ用なのかも【中華レンズレビュー】【8月末までクーポンあり〼
【前書き】とクーポンコード紹介！本note初！わーい。
本noteでも定期的に取り上げては話題になるTTArtisanのAPS-C向けレンズたち。その3男とも言えるTTArtisan17mm f1.4が、7月初めに発売されました。
フルサイズ換算で25.5mmほどの本レンズは、いわばスマホカメラと殆ど同じ画角。そうした画角にf1.4がどのような影響を与えてくれるのか？そうした期待を込めてのレビューです。
また、なんと今回だけだと思うのですが、「中華レンズいっぱい紹介してくれてるから割引クーポンやるよ(だから販促してね💛」とショップ様から割引クーポンをもらいました！！！！！
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↑上のコードを８月末までに注文時に入力して頂くと、6%引き、つまり約1000円引きになるそうです！！割引はリンク先限定(ショップが決まっているため)ですのでご注意ください～！(ほかのマウントのリンクは一番後ろに貼りますね！)
と、前置きと宣伝は先にしてしまって、中身に移りたいと思います！今回のTT兄弟は、どんな感じなのでしょうか。
【外観レビュー】兄弟たちと変わらず高品質。ちょっと長いのはご愛敬？ピントがずれる問題が解決！
さんざんTTに関してはケースの話はしているので、いきなり外観からいきましょうか。17は35と同様にレンズ構成図付き（ちゃんと35とは違う断面図です笑）で、長さ的には兄弟最長、重さとしては中間という感じでしょうか。こうやってみると少し大きく見えるのですが、カメラに着けた感じはフィット感もよく、今までで一番好ましい感じでした。
個人的にはNEXシリーズ、フジのXシリーズに対して狙ったような外観だと思っているので、そのあたりのシリーズの方には違和感なく使ってもらえるかと。
また、今までずっと文句を言っていた「絞りとピントのリングが近すぎてずれる問題」ですが、本レンズは絞りリングがついにピントと少し分離したため、無事解決されました！下の図を見て頂けるとわかると思いますが、少しだけ空いた隙間によって解決できた模様。こうした改良は非常に喜ばしいですね。
【写りのレビュー】f1.4の暴力で飯テロを気軽においしく。開放時の流れには注意！
スマホカメラ。皆さんはなんのために使いますか？行動記録、旅行先の風景、エトセトラ。色々あるとは思いますが、やっぱりご飯は撮らないわけにはいかないでしょう、たぶん。f1.4のボケ量は近接において大いに発揮されるので、背景とのわずかな分離感がご飯をおいしそうに見せてくれることは間違いなさそう。
ドンブリ手前にだけピントが合っているだけで肉感アップ、たまらないですねー。ただ、これをよく見てもらうとわかるんですが、どうやらこのレンズ、かなり「流れる」レンズのよう。開放付近では周辺の画質が一気に劣化するので、使うときはちょっと注意が必要ですね。まぁ、飯テロでそこまで注意する必要があるのかという話はあるんですが……
それ以前に遠景でもちょっと流れるんですよね。そのため、繊細に使う分には気になるところは多いかも。トイカメラ風といえばそうなので、ガシガシフィルターかける方にかんしてはむしろ好みなんじゃないかくらいに流れます。これは他のTT兄弟にはそこまで無い傾向なので、やはり大口径コンパクト×広角で激安となると、このあたりは我慢せざるを得ないでしょう。広角ってほんと大変です。
そうした流れを上手く扱うにはやはり日の丸構図になるでししょうか。こう見ると悪くない感じ。
勿論、軽く絞れば問題は全くなし。こうやってみるとホントスマホの画角だなーって逆に感心しちゃいます。スマホの可能性を広げていくとこんな写りがするんじゃないかな、スマホのカメラを気に入ってる人にこそ試してほしいな、なんて。
開放付近で。紫陽花のトーンや、背景からの浮かび上がり具合はやっぱりスマホには厳しいところ。同じ画角でのドラマの生まれ方の差は、被写界深度によって決まるところもあると思います。
絞った遠景を暗めに。全体的にちゃんとトーンは残る印象。このあたりは他のTT兄弟よりも好ましいかな？(ちなみにこの写真の左の水面が歪んでいるのは、対岸の形のせいなのでレンズ歪みではないです！笑)
暗めのテイストの写真にはかなりあっている気がしています。なんだか物語が始まりそう。
その中でもお気に入りの写真。葉っぱにあたる水滴の瞬間。梅雨の時期の作例が多くなったために明るい写真が少ないですが、紫陽花の写真を見てもハイライトはそこまで弱くなく、そのあたりの使いにくさを感じることはないのではないでしょうか。
【まとめとオマケ】スマホ以上の画質と、スマホレベルの手軽さをMFで感じてみたい人に。マイクロフォーサーズでは地味に最有力単焦点レンズでは……？
広角のおかげで、f8にしてピントを3Mくらいに合わせておけば、気軽にサクッとスナップが撮れる本レンズ。そこに、少し手間をかければボケもついてくるというのは、まさにスマホの延長線上にあるレンズといってもいいのかな、と思ったりしました。
「今スマホで撮っているこの写真は、一眼で撮るとどうなんだろう？」という疑問を持った人に使ってほしいですね。
また、ふと思ったのが、マイクロフォーサーズでの使用について。そう考えた場合は、本レンズは34mm f2.8相当になるだけでなく、流れの大部分が消失するはず。これは非常にすごいことで、M.Zuikoの17mm f1.8よりも明るいレンズが、その中古よりも更に1万円安く出ているということになります。今回はマイクロフォーサーズでは使えませんでしたが、地味にマイクロフォーサーズ勢にしては、非常に首を長くして待っていた画角とf値な気がしています。標準画角でボケて安いレンズ、本当にないから…！！
GX7ii用に使いたいし、もう一本買っちゃおうかな……
【各メーカー別リンク/クーポンコード用】
クーポンコード再掲。
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です。お間違いなく～。
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サポートして頂けた分は、写真に対する活動全てに充てさせて頂きます。缶コーヒー1本分からの善意への期待を、ここにこっそり記します。