パイオテックのメタルプリントをしてみた話

2021年3月13日 14:14

お久しぶりです。唐突なんですが、パイオテックさんのメタルプリントのキャンペーンに当たったので、人生初のメタルプリントを体験してみたのです。

全然知識がないのに勢いで申し込んでみたのですが、アルミに対して昇華転写(プリントインクでアルミを染める)する技法で作られたプリントは、劣化しにくく長持ちするとのこと。「アルミがそのままプリントになるってどういうこと？」が素直に気になったので、実際に注文物をしげしげ見てみました。

大体サイズとしては10cmちょいのものなんですが、パッと見た時は本当に普通のプリント……なんですが、そのプリントが、「たわまずに目の前に存在している」って、結構不思議な感覚です。しかも、額装されていないから、とっても軽やかに。

特殊な技法なので、スマートフォンで粗が出ないかとすごく寄って撮ってみたのですが、画面上では全く出ず。ただ、肉眼で寄ってみると、ほんとにうすーくはムラがあります。指定ピクセル数で出しているはずなので、おそらく印刷ムラかな。ただ、これは30cm離せば気にならないものなので、壁掛けにするには全然気にならないでしょう。意地悪な指摘ですね。

斜め上から見たところ。このピシッとしたプリントと、そしてなのに壁にかけても主張しない薄さ。そして環境への強さ。これはもう家の壁に貼っちゃうしかないでしょ～ってちょっと思いました。一回きりの展示用というよりは、お店のディスプレイ用や、自宅の壁に長くかけて飾る感じがしっくりきます。作品として買ってもらう一つの手段にもいいのかな。薄くて軽くてたわまない程度の強さなので、壁との相性がいいんですよねー。個人的には、少しだけ下駄をはかせて、空中に浮くような形で壁に止めたいかな、とおもいました。ちなみに、この写真を立たせているスタンドは接着剤で張られているだけなので、頑張ればはがせそう。