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【エジンバラ 大学留学:後期】ディスカッションスキル②質問する

この授業は毎週月曜日の2時間あります。

そこまでインプットはなく、とにかく習ったフレーズを使って練習するという感じです。(なので書くことがあまりないです)

まず質問って何のためにあるのでしょうかというところから授業は始まります。

ーみんなも同じ疑問を持っていることがある

ー理解が深くなる

ーみんなが議論に参加しやすくなる

ー先生が生徒の理解度が確認できる

などでしょうか。

みんなのためになるかもしれないと思って、自分の疑問をぶつけるのが大切ですよね。特に我々日本人は、ミスを恐れたり、空気を読みがちなので。

ただ、オンラインだと質問って結構しにくいですよね。(この授業ではオンラインでのディスカッションの方法は扱っていません)

質問力とは

質問力について、中田さんの動画を見直さないといけないなと思った次第です。

今思い出しましたが、前に作った質問力のマインドマップが中途半端になっています。笑。

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忘れがちだったので重要なところをまとめます。

以下の3つのことを考えましょうという話でした。

(1) 本質と些末、具体と抽象の2軸
◎本質 ❌ 具体 
残りは△(文脈による)
些末❌具体的(例. ピーナッツはお好きですか)
些末❌抽象     (例. ピーナッツはどの様な存在ですか)
具体❌抽象 (例. 愛とは何ですか)

具体的な質問は,Yes/Noで答えられるClosed questionにちかく、抽象的な質問はOpen questionみたいな理解をしています。


(2) 自分の関心 ❌ 相手の関心の重複するもの
例,自分の関心の質問=子供の様な質問。
これらが重複する質問が良い質問です。

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(3)過去の文脈 ❌ 現在の文脈

質問の際に使うフレーズ

Raising a question
I’ve got a question about …
Sorry, could I just ask …?

More information
Could you tell us more about …?
I was really interested in what
you were saying about…..

Clarification
Sorry, I didn’t follow what you said about…?
What did you mean when you said…?
Could you give me an example of…?

Checking comprehension
So, just to clarify, you’re saying that……
So you mean …? Is that right?
Can I just check I’ve understood – did you say…?

Acknowledging answers
(Good)
Thank you, that’s clear now.
Yes, I see what you mean now, thanks.
That’s really interesting, thank you.
(Bad)
Sorry, perhaps I didn’t make my question clear. What I was really asking was …
Sorry, but I’m still not very clear about…

相手から質問がきたときに
Thank you, that’s clear now.
Yes, I see what you mean now, thanks.
That’s really interesting, thank you.
Sorry, perhaps I didn’t make my question clear. What I was really asking was …
Sorry, but I’m still not very clear about…

(確認)
Does that answer your question?
Do you see what I mean?
Does that make sense?

(十分に理解できない場合)
Actually, I’m not very sure why/what that is.
To be honest, I don’t know enough about ....
I’m not sure, but I’d say/estimate/suggest…….

上記の全ては覚えられないので、下記のこの例文を覚え流事とします。

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実際ディスカッション課題

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僕らは、教育学部の人(90%以上が中国人の方)が多かったので、中国の教師のシステムの話をしました。
逆に僕は、自分のコースとコースの特徴について聞かれたので、

「エジンバラのスポーツコースはビジネスとパブリックの両方が学べるからいいよー。特にパブリックが面白いと思う。なぜなら、パブリックのことを考えるときに、スポーツの本質やスポーツが何ができて何ができないかを考える必要があるんだよね」

みたいなことを話しました。

その中で個人的に一番面白かったのは、教育の目的は何かという議論でした。

1人は、生徒のニーズを理解すること、もう1人は、(多くの生徒のニーズはいい大学、いい会社、お金持ちになることなので)教育のインプットを効率よくすることだと言っていました。後者はお国柄が出てますね。

さらに生徒のニーズの理解から、オンライン教育の有用性、今後の先生の役割について議論を広げました。

オンラインだと生徒を理解して、ニーズを掴むことができるのか、先生は生徒のマネージに注力すべきかなども話し合われました。

まあ、みんなオンラインだと生徒の深い理解は難しいという話になりましたけども。

この辺りがオンライン教育の直面する壁ですよね。

ではなぜ、オンラインだと人間関係は作れないのでしょうか。これ結構難しいなあと思います。

細かい表情の変化など物理的な情報が色々足りないのか、自分の問題なのか。つまり、オンラインだと相手への気遣いみたいなものが少し弱くなる気がします。直接会う時って、緊張するというか、より相手のことを気遣う気がします。

また、もし今後生徒の理解がより重要になるのであれば、今後教師はより心理学的な要素が重要になるのではないでしょうか。

この辺り日本の教師育成プログラムはどうなっているのでしょうか。

なんてあまり自分の専門とは関係のないところの議論でしたが、面白かったです。

では。

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