パンクロック

俺がロックを好きになった理由は完全に横山健だ。彼がいなければ、いや彼がソロ名義でバンドをやってMステに出なければサッカーを続けてるか、ちゃんと英語の教師を目指してたかもしれない。

中2のときぼーっとテレビでMステを流してた。たしかサッカー部の練習終わりだったから疲れてたんだと思う。そこであの人のバンドが出演した。そう、ken yokoyamaだ。イントロのギターリフから力強くなっていくメロディ、体に衝撃が走った。なんでかっこいい音楽なんだ。。。その頃はKANA-BOONやセカオワ、ワンオクなどいわゆる邦ロックといわれるようなジャンルしか聞いてなかった。そんなときに歪んだギター、速いドラムはその数倍、数百倍かっこよく感じた。

俺の親はハイスタ世代より少し上、ブルーハーツ世代だった。そのせいで俺はブルーハーツも大好きだ。健さんを知ってハイスタを知って難波さんを知ってとどんどん調べていった。NAMBA69とken yokoyamaが比べられてるのなんて見ず知らずどっちも大好きになった。別にどっちがいいとか両方かっこいいでいいのになって思ってる。

そこから10-FEETを知った。10-FEETもかなり衝撃的だった。まっすぐな日本語の歌詞が当時部活でかなり大変だった自分を支えてくれてたと思う。そして、スペシャで放送していた京都大作戦のダイジェスト映像を見た颯斗少年はいろいろなバンドを好きになり、ギターを買い、ライブにたくさん行き、バンドをやることになる。

まあ中学の頃の自分はこんな19歳(20歳間近)になると思ってなかったと思う。大丈夫やぞ、バンドはかっこいいし、大変だけど楽しいぞ。
あ、あとkenへの憧れ変わってないぞ!冬は革ジャン着て、夏はちょくちょくDickiesのハーパンにオールドスクールの合わせ方やってるぞ!!

あの日見たパンクロックドリームは覚めてないし、ラジオはまだ鳴っている。ビートはつなぎ続けてるし、曲がりくねった道を走り続けるよ。
俺達も不死身のバンドだからね。

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