『DJMAX RESPECT V』著作権フリーレーベルのEDM楽曲が追加
PC版『DJMAX RESPECT V』のアップデートv181で著作権フリーレーベル「NoCopyrightSounds」(以下、NCS)の楽曲が3つ追加されました。
※このnoteは下記の自作動画の補足として書いています。
イギリスのNCSは、著作権フリー(条件付き)のEDM楽曲を取り扱ったレーベル。YouTubeの概要欄にソースを明記すれば著作権フリーで使えることから、コンテンツクリエイターに人気になっています。作業用BGMとして垂れ流れしている人にも人気のようです。
NCSの創業者はゲーマーで、自分のゲームのビデオに音楽を組み込もうとしたときにライセンスの問題があり、ライセンスの問題にフラストレーションを抱いたそうです。それで2011年にレーベルを立ち上げて、コンテンツクリエイターたちが剽窃問題や著作権使用料を支払うことなくYouTube動画なんかにNCS楽曲を使えるようになりました。レーベル名は聞いたことがなくても、TwitchやYouTubeなんかで曲を耳にしたことがある人は多いと思います。
そんなNCSレーベルから今回3曲が『DJMAX RESPECT V』に追加されました。1曲目はAxol & The Tech Thievesの「Bleed」です。NCSの楽曲はYouTube動画に出てくるリングの色からジャンルが判断できるようになっている(Fandom参照)。この曲はリングの色が緑なので、Trapジャンルの曲になっています。Trapとは麻薬取引の場所を意味するスラングだそうで、ヒップホップから派生したジャンルの1つの模様(M-ON! MUSICより)。高速なスネアの連打や派手な電子音が魅力となるようです。
AxolはKillercatsという名義もある、ミラノ在住のボーカル/ソングライター/プロデューサーです。The Tech Thievesについてはカナダの男女のデュオで、メロディックでドラマティックな音楽スタイルを特徴としています。
2曲目はPhantom Sageの「Kingdom」で、この曲のジャンルはリングの色がオレンジなのでIndie Dance。Indie Danceはオルタナティブ・ダンスとも呼ばれていて、オルタナティブ・ロックとEDMを組み合わせたジャンルです。
Phantom Sageはアメリカのコロラド州を拠点に活動するメロディックEDMアーティストで、2014年のプロジェクト開始以来、YouTubeで5000万回再生されたアーティストとのこと。ただし、顔写真はマトモなのが出てこなかった。よく掘らないと、わりと謎な感じです(FacebookとかSNSが消えていた)。
3曲目はRaven & Kreynの「So Happy」。リングカラーは黄色なので、House/Electro/Future Bassジャンルの楽曲となります。Raven & KreynはフランスのDJ・プロデューサーのデュオで、House Music | Electro | Future Houseを得意としているそうです。来日公演もやっていて、さまざまなアーティストとコラボしてきた模様。So Happyは再生回数800万以上で、彼らの代表曲と言ってもいいでしょう。
『DJMAX RESPECT V』ではカワイイBGAが付きました。ハッピーになれる楽曲ですね。
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