見出し画像

『DJMAX RESPECT V』に音ゲーや日本カルチャーに影響を受けまくったポーター・ロビンソンの曲が追加

ゲームゲームマガジンに初投稿です。hahahaこと、ライターもやってる重田です。MOBAや対戦ゲーム、音ゲーなどやってます。「ゲームゲーム」は私が所属するゲームコミュニティの1つで、ゲームや映画などエンタメについていつもだべってます。よろしくお願いいたします。

『DJMAX RESPECT V』にアップデートv177でポーター・ロビンソンとVirtual Self(彼の別名義)の曲が追加されました。『DJMAX RESPECT V』はSteamで早期アクセス配信中の音ゲーでその解説もnoteでやる予定ですが、なかなか労力がかかる(歴史が長い)ので、ひとまず軽めの記事から始めたいと思います。

※このnoteは下記の自作動画の補足として書いています。

ポーター・ロビンソンはアメリカ出身のDJ・プロデューサー・ミュージシャンです。別名義のVirtual Selfでは「Ghost Voices」がグラミー賞の最優秀ダンスレコーディング賞にノミネートされ、注目を集めています。その「Ghost Voices」とポーター・ロビンソン名義の「Sad machine」が『DJMAX RESPECT V』にプレイアブル楽曲として収録されました。

彼は日本のゲームやカルチャーに影響を受けまくっているのが特徴です。12歳のころから活動を開始しましたが、そこには「Dance Dance Revolution」の影響が強くあります。アメリカの田舎出身でクラブやDJなどがなく、DDRの曲が衝撃的だったようです。アーケードでDDRをやるなどして、日本のゲームやカルチャーに受けた模様です(POPSPOKEN)。

影響はDDRだけでなく日本のアニメにもあり、2016年には「Shelter」という曲のミュージックビデオを公開しました(EDMミュージシャン・マディオンとのコラボ)。このMVは日本のアニメ会社・A-1 Picturesと共同で制作され、オリジナルストーリーはポーター・ロビンソン自身が手掛けています。A-1 Picturesは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られています。

別名義のVirtual Selfは2000年代前半のカルチャーから感じたことを表現していて、ゲーム音楽からより強く影響を受けているようです(EDM MAXX)。来日公演においては「BEMANI」シリーズの楽曲を多く引用し、さらにゲームブランド・Keyからの影響もあり、『Serial experiments lain』のリミックスまで披露されました(Real Sound)。なお、上記の動画の「Particle Arts」は音ゲーの「beatmania IIDX」や『Arcaea』に収録されています。

そんなポーター・ロビンソンの楽曲が『DJMAX RESPECT V』に収録されたわけです。僕は『Arcaea』で名前は知っていたのですが、最近IIDXも触ってみたのもあってなかなかハマりそうですねとなりました。知らなかった『DJMAX RESPECT V』ファンの人は「こういう出自の人だよ」というのを知ってもらって、ポーター・ロビンソンを知っている人や音ゲーファンは『DJMAX RESPECT V』をプレイしてみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?