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続: 母の四十九日法要の席で姉に遺産分割協議書を突きつけられて


前回の続きです。

「私たちに言われても困る」「そういうことは専門家に相談したら」と2名の親戚が言ってくれました。すると、姉が「誰も私の味方になってくれない」と泣き出し、わめき出しました。

もうお食事どころではありません。
私が「すみません、これで散会にさせて下さい」と言うと親戚が席を立って、 皆、出口の方へ向かいます。姉は席でわめき続けます。
周りに食事をされているお客様もみえます。
「他に食事をされている方もみえるから迷惑だから静かにして」と言うと    姉は「何が迷惑よ!」と怒鳴ります。

どう見てもおかしい人です。

引出物を渡さなければ、と部屋の端に用意していた大量の紙袋を一人で出口に運んで親戚にお渡ししようと、部屋と出口を往復していたら、姉が私のバッグを掴んで、またわめきます。

姉を振り払おうとしても姉はバッグを掴んだままで、引っ張り合いみたいになり、なんとも無様な姿です。親戚の方に最後ご挨拶しなければと思い、出口の方に向かうと姉が私を追っかけながら、ハァハァと過呼吸の様な状態になって倒れます。 お店の方が、救急車を呼びました。姉の異常な様子を見てか、年配の女将さんが、姉を抱きしめてくれたら急に治りました。私は、演技ではないかと思っています。過呼吸って、自分でそんなにコントロール出来るものではないのですし。

親戚は駐車場で皆、救急車が到着する様子を見守り、ずっと事態がどうなるか待ってみえました。それもいたたまれず、姉が普通に歩いてたので「もう、大丈夫ですから、今日はすみませんでした。」と駐車場まで行って頭を下げて帰っていただきました。
写真は実際に法要の会食となったお店です。もう二度といけません。

それにしても「それはないわ」です。

四十九日って亡くなった人の弔いの為に集まってくださる場所です。 母の兄弟たちや親戚が母を偲んで寄ってくださってるのに、それを、自分が遺産分割を決めたい、承認させたい、という場にしようとしていたことが理解できません。    参加していただいたのに、お料理だって半分も召し上がっていただいていない。

法要の席を散々なものにして、全くそのことについて悪いとも思っていない。

 何より、母が亡くなって、まだ2ヶ月も経っていない時期に、さっさと預金を調べ上げ、遺産分割協議書を作る為に、実家の評価を不動産会社に出させ、着々と用意している、その神経が恐ろしい。私は、母を失った喪失感で、ただただ、悲しくて悲しくて、涙に暮れていた時間でした。食事がほとんど摂れなくなり、心配して訪ねて来てくれた数人の友人にも「痩せたね」と口々に言われました。
遺産分割の話をするなら、時期や場所を考えられないのか、私や、親戚の気持ちを考えられないのか。

 法要の翌日には親戚の父方、母方、それぞれの本家に電話して、「せっかく来て頂いたのに申し訳ありませんでした。」とお詫びを入れました。        親戚からは「まだ、遺産分割を言うような時間じゃない」「四十九日の法要の席で言う話じゃない」と言われ、姉の異常さを見てのことだと思いますが「事件にならないように専門家に相談して」とも言われました。

 母は統合失調症で、私は発達障害があり、家系的には脳の器質に脆弱性があるようです。姉も何かしらあるのだと思います。なんだろう?境界性パーソナリティ障害とか?

 姉の金銭に対する執着とその冷酷で異常な行動は、この後にも明るみに出て来ました。


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