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野外イベントプロレスはいいぞ。という話

どうも、ははーんです。気付けば11月、今年も残り2ヶ月を切りました。今年は初夏から秋頃までにイベントプロレスを観戦する機会に恵まれました。その中でも野外で行われたイベントプロレスが本当に楽しかったのと、カメラをやってる者として普段の会場での撮影の違いなどを含めイベントプロレスの楽しさなどをまとめて書いてみたいと思います。

2022年はイベントが徐々に解禁された年

世の中コロナウィルスで大騒ぎになった2020年4月、緊急事態宣言が出されイベント関係がほとんど行われなくなりました。それから状況が少しずつ変化し2022年にはだいぶ緩和され、数年ぶりにイベントが開催されるようになってきました。人数制限などは残っていますしマスク着用は必須などまだまだ難しい問題は残っていますが、イベントを楽しむことへの罪悪感は減ってきたと思います。私の好きなプロレス界も徐々に緩和され普通に楽しめるようになってきました。しかしコロナの弊害として会場の50%しか入れられないなどの対策でチケット代が値上げされたりグッズも同時に値上げ。サイン会の中止や行われたとしてもコロナ対策でのアクリル板の設置や選手のマスク着用など、いろんな対策がされるようになりました。また今まで普通に行われていたイベントが開催されない為に、プロレスを普段とは違う会場で見る機会が失われていました。過去にはデザインフェスタ、ゲームショウ、ラーメンフェスなどで行われていたプロレス。お祭りや町おこしなどでも行われていたプロレスがここ数年やらなくなってしまいました。そんなイベントプロレスが2022年に少しずつ復活してきたのです。これは非常に嬉しい変化でした。

さあ、野外でプロレスを見てみよう

新宿三丁目の商店街でプロレスが行われている

アタシは実はイベントプロレスにはあまり行ったことがありませんでした。たまたま住まいから遠く行けなかったり、スケジュール的に厳しかったりと機会に恵まれていませんでした。2022年はかなり行けるタイミングがあったのでいくつかのイベントプロレスを観戦することが出来ました。しかも有り難いことに天気にも恵まれイベントプロレスの良さや醍醐味を感じることが出来ました。普段見ているプロレスは後楽園ホールを筆頭に新宿FACE、新木場1stリングなどのプロレス専用とも言える会場での観戦がほとんどです。もちろん専用会場での観戦は設備は整っていますし不満はありません。それに比べて野外での観戦には設備的には足りないモノも多く専用会場には及ばない状況ですが、野外ならではの優れた点も多いのです。

住宅街のど真ん中でもプロレスは開催されている
たくさんのお客さんの前でド迫力の試合が行われている

野外でしか感じられないモノが溢れている

野外のイベントプロレスは無料で楽しめるモノが多いです。何かのイベント主催で行われる場合はそのイベントへの入場料が必要な場合もありますが比較的安価で楽しめることが多いです。その結果、初めてプロレスを見る方が多いのも特徴です。大会によってはプロレスの基本ルールから説明があったり、ちびっ子プロレス教室が行われたりと敷居がかなり低く設定されています。普段選手しか上がれないリングに触れられる機会も多くちびっ子には良い思い出になるんじゃないでしょうか。イベントプロレスには笑顔が溢れていることが多いです。この明るく朗らかな雰囲気は選手にも広がっていき、プロレスの試合も楽しい内容が多いです。普段の強さを求めるプロレスとはひと味違うプロレスがそこにはあります。これを体感するのもイベントプロレスの魅力じゃないでしょうか。

亀戸天神社境内でも行われたプロレスイベント
空中殺法も映えるシチュエーション

地域密着、町おこし的な魅力もある

イベントプロレスには地域密着の町おこし的な内容も多いです。アタシも今年、イベントプロレスの為に初めての土地に行くことが何度かありました。普段行くことのない土地にプロレスを見るために訪れる、そのお陰で美味しいグルメに出会えたり、何故か税金の事を考えたり、初めて訪れた町にまた来たくなったりと新しい出会いや発見に繋がりました。またお祭りの余興ではないですがイベントプロレスが行われたりするので、普段の観戦とは全く違う雰囲気で観戦することが出来ます。

池袋の繁華街でも開催されたイベントプロレス
晴天に映える赤井沙希選手
非日常な空間が繁華街のど真ん中で繰り広げられた

野外での開放感が新しい世界を生む

アタシはそこそこプロレス観戦をしていますが、野外でのイベントプロレスで選手の魅力に改めて気付いたり磨き上げた技の素晴らしさを再発見できたりと新しい魅力に気づくことが出来ました。これはアタシが会場でプロレスを見ることに慣れてしまったのかもしれませんが、野外で見るとプロレスの素晴らしさに改めて魅了されることが多いです。ある意味マンネリ気味な感覚をリセットされるというか不思議な感覚になりました。この感覚は是非とも感じて欲しいので、普段プロレス観戦しているファンの方も機会があったら体感して欲しいです。開放感ある野外のリングでのプロレスは新しい魅力が詰まっていると思います。

派手な技も野外で見ると一層映える
繁華街で炸裂した石川奈青選手のダイビングクロスボディ。

写真も撮りやすい、勝手に上達した気分に

プロレス会場には照明も完備され特に不満は感じません。十分に会場は明るいです。しかし晴天の昼間での野外会場は別世界です。カメラをやっている方なら分かると思いますが全く明るさが違います。設定から何から別次元の話で少し勉強すれば嘘みたいな綺麗な写真撮れてしまいます。アタシが初めて野外で撮影をした2016年、試し撮りした写真は真っ白で何を撮ったか判別ができない感じでした。それぐらいカメラの設定は大きく変わります。とにかく会場とは明るさが違うのでシャッタースピードやISO感度を高画質にする設定にできるのです。会場で撮れる写真とは明らかに違う、環境によって撮った写真がここまで違うのかとアタシは驚きました。この感動はなかなか忘れられません。プロレスの写真を撮っている方はイベントプロレスでも撮ってみてください、きっと楽しいと思いますよ。

優しい笑顔の朝陽選手、普段とは違って見えるのも野外の魅力
野外だといつもと違って見える、高瀬みゆき選手の入場
普段とは違うコスチュームが見れたりする

イベントは選手も楽しそう

イベントプロレスは初めてプロレスを見る方が多くなる場合が多いです。お祭りプロレスはお祭りを楽しむお客さんが多いです。ゲームショウならゲームを楽しみたい人が多いでしょう。そんな本来お目当てだったモノを楽しもうとしていたお客さんが初めてプロレスを見る機会がイベントプロレスにはあります。実際にプロレスを生で見たことが無い人には初めてのプロレスの衝撃は非常に大きいと思います。身体の大きなレスラーがぶつかり合う迫力に驚くかもしれません。華麗に飛ぶ空中殺法も人間業には見えないかもしれません。華奢にみえる可愛い女子レスラーのエルボーの打撃音に驚かされるかもしれません。そしてそんな新鮮なリアクションに戦っている選手たちも新鮮な感覚があるのでしょう、試合中も笑顔が多く楽しそうに見えます。試合している選手が楽しそうなんだから見ている観客も楽しく感じるのは当たり前なのかもしれません。プロレスを怖いと感じていたりあまり興味がなかった方も良かったらイベントプロレスに触れてみて欲しいです。きっと持っていたイメージとは少し違うモノがそこにはあるかもしれませんよ?

選手の表情も楽しそうに見えるのがイベントプロレスの魅力
こんな偶然にも出会えたりします

イベントプロレスは普段のプロレスとはひと味違う魅力的なリングだと思います。それは野外だからこその開放感や観戦してる方の笑顔や戦っている選手たちの気持ちが反映されて、普段のプロレスとは少し違うイベントプロレス特有のモノなのかもしれません。イベントプロレスは無料で観戦できる場合も多く、初めてプロレスを見るハードルとしては非常に低いと思います。何かのイベントでプロレスが行われていたら是非とも観戦してみてください、きっと楽しい世界が待っています。そして楽しかったらプロレス会場にも足を運んで見てくださいね。
ということで今回は野外で行われるイベントプロレスについて書きました。2022年は有難いことにイベントプロレスに参加できてたくさん楽しませてもらえました。本当に楽しいので良かったら参加してみて下さいね。

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