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オンライン大学生活レビュー

今年は新型コ□ナウイルスの感染拡大により、オンラインでの受講を余儀なくされました。オンライン授業の良いところ、悪いところを言っていきます。

結論から言うと、私にとってはオンラインは良くなかったです。

良かったところ

①早起きしなくていい

「ずっとオンラインにしてくれ」と言う大学生の10人中10人がこれを上げると思います。授業が始まる3分前に起きれば余裕で間に合います。着替えも通学もしなくていい手軽さは魅力的ですね。もっとも、大学が近い私にはそこまで大きなメリットではありませんでしたが……

②ノー勉でも期末試験がなんとかなる

成績がヤバい学生にとっては、こちらも魅力的ですね。試験の代替としてレポートが課されました(一部は期末試験と同等の時間しか与えられないレポートでしたが)。

従来の期末試験では、学生は授業の内容を覚えなければならないですが、レポートは時間をたっぷり使って、資料をガン見しながらできるので、覚える手間が省けます。Web会議システムで手元を映しながら試験をさせる人もいたみたいですが、私が履修した科目ではありませんでした。

悪かったところ

①他の学生と話すのが難しい

オンラインなので、周りに話し相手が居ません!従来は周りに人がいて、そこで知り合いができるんですが、オンラインだとそれがありません。

一応、LINE、Twitterなどで繋がった上でdiscord上で会話するということもできなくはないんですが、同じ所属の人を探すのが面倒だったり、いちいちソフトを起動するのが面倒だったりします。

あんまり長い期間誰とも話さないと、ストレス発散ができず、結構しんどくなります。「こいつの授業クソだったな」「それな」みたいなやり取りが、意外とストレスを緩和していたのです。

②学生とのディスカッションが地獄

英語の授業で、他の学生と英語ディスカッションをさせられていたときのことです。デバイスが違ったり、大声を出せない場所で授業を受けている人がいたりで、学生間で声のボリュームに大きなバラつきがありました。

自分のスピーカーの音量は、基本的に大きい方の声に合わせているので(さもないと、音が割れたり鼓膜が割れたりします)、小さい声がよく聞こえません

しかも、外国語の英語を、音質の悪いWeb会議システムを使って聞いているせいで、何を言ってるか本当にわかりません

幸いにも、声の小さい人がマイクを変えるなどして事なきを得ましたが、これが改善されるまでは、英語の授業のたびに気分が沈んでました。

③運動しなくなる

通学が無くなるので、当然外にも出なくなります。これに関しては、ものぐさな私にも少し非がありますが、運動するためだけに着替えたりなんだりするのは面倒です。

運動しなくなったせいで、主に脚の筋肉が減りました。たまに大学まで行くと普通に筋肉が痛いです。やっぱり運動は意識してやった方がいいですね。

その他嫌だったこと

ディスプレイ1枚じゃ無理。演習のたびに手書き答案をスキャナで読むのが面倒。机が狭くて、ラップトップで問題見ながら解答を作成するのがきつい。図書館に行くのも面倒。

総括

オンライン授業では、早起きせずに済んだり、勉強せずに済んだりと楽をすることが可能です。一方で、従来は自明のものであった、人との交流が無くなり、精神衛生的に良くないです。また、ディスカッションでは他の人の声が聞こえなかったりで、授業の質が落ちました

個人的には、大学が近く、授業の内容も難しくなかったことから、オンラインで享受したメリットが薄かったです。一方で、精神的な負担が大きく(しんどすぎて出席することもままならず、単位を落とす程度には辛かったです)、思っていた以上にデメリットが大きかったです。

小中高が再開してて、世間ではGO TOだの言われている中で、大学生がオンラインを強制されるのはいかがなものかと思います。来年はちゃんとキャンパスでやってほしいです。というかやれ。

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