髪型と整髪料
朝から日差しが強くて、会社に着くまでに軽く汗ばんだ。
1週間のスタート。
6月がもうすぐ終わってしまう。6月は早かった。
昨日新宿へ行った際に東急ハンズに寄ってきた。いくつか見たいものがあったので寄ったんだけど、3Fの整髪料が売っている売り場へ。
何年もほうぼうで喋ったり呟いていることで、ただここに書くのははじめてかもしれないので書くけれども、いまだにじぶんの髪型の正解がわからない。みんなどうしてるの。いつしっくりくる髪型と出会い、そしてその髪型と手を取り合って人生を共に歩んでいくことができるのだろう。
お洒落や流行に敏感な人は頻繁に髪型を変えたり、髪の色を変えたり、パーマをあてたりなどしてその変化を楽しんでいる。そういう人生も楽しそうだ。ただぼくはああしたいこうしたい、みたいなものは一切持ち合わせていなくて、そのときの気分みたいなもので美容師さんに髪を切ってもらっている。そのときの気分、と書いてしまうと語弊があるのだけれども、わかりやすくいうと夏だったら短めに、冬だったら長めに、みたいな狭い振り幅の中で長めだったり短くなったりを行き来しているだけだ。
髪型が安定しないと、整髪料も安定しない。髪がある程度長いときにガチガチになるようなジェルは使えないし、髪が短いとかにキープ力少なめ・整える程度なワックスを使ってしまうとヘタってしまう。
ぼくの髪はけっこうごわごわしていて比較的しっかりとした太い髪質だと思う。
何がじぶんに合った整髪料なのか、いまだにわからないままでいる。
昨日東急ハンズの整髪料売り場でこれを購入した。はじめて手に取った。スパイスプラスウェットワックスというもので、キープ力もありつつツヤ感もあり、かといってジェル程強力ではないものだ。こんなようなものが欲しかったんだけども、この類のものがたくさんありすぎて、パッケージの見た目とかなんとなくの印象、みたいなものでしかこれを手に取った理由はない。
今日はじめてつけてみたけど、悪い印象はない。これを買ってよかったかもしれない。“復刻!青リンゴの香り”みたいなことが購入時の本体にペラっと剥がせるシールに書いてあったけど、つけたあともそれほど強い香りではなかったので、嫌な印象はない。今後も使っていこうと思う。
しかし、これがぼくにとっての正解なのか、と問われると、問う人は誰もいないのでじぶんでじぶんに問うてるわけだけれども、これがぼくの行き着いた先のゴール、ではないような気がする。そもそも、いまの髪型を何年もしようなんて考えてもいない。これはほんと永遠のテーマだ。
いつ見ても同じ髪型の人、というものにぼくは物凄く憧れを抱いている。その髪型がその人にとって正解なのか諦めなのか、どっちなのかはわからないけれども、そういった境地を得てみたい。たぶんそこに行き着いたらあとは楽だと思う。ずっとそれでいればいいのだから。
同じ髪型であり続ける、ということは月一くらいで美容院へ行かなければならない、ということでもある。またはじぶんで手入れができる髪型であればしなければならないということだ。そういうサイクルを生活に取り入れてみたい。
髪型と整髪料の問題は、33歳になったいまでも続いている。いつになったら解決するのだろうか。
ちなみに、比較的ぼくのなかで髪が長い(前髪が眉毛に到達して、横が耳を隠すくらい)ときによく使っているのはこのエムプラスというワックス。髪をまとめるのに最適で、ウェット感が少ないので重たい感じにならない。つけたときの香りも好きなので、よく使っている。ただ、髪を洗うときになかなか落ちにくいので、これをつけたときは軽めのシャンプーのあとに本番シャンプーをしている。
とりあえず、向こうひと月くらいはスパイスプラスを使用していく。
整髪料マイスターみたいな人がたぶんこの世界にはいるはずで、ありとあらゆる整髪料の知識のある人がその人の髪型や髪質を見極めて、その人にとって適切な整髪料をチョイスしてくれる、みたいな人。いないのか。
今週ずっと天気悪いみたいね。
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