フリー雀荘のレベルと客層

前回はフリー雀荘のレートについて記事にした。
今回は各レートごとの客層とレベル、合わせて、メンバーのレベルについて書こうと思う。

はじめに


はじめにこれだけは申しあげたい。
フリー雀荘にくる人たちの目的は様々である。
お金を稼ぎにくる人、純粋に麻雀がしたい人、誰かと喋りたいのが目的の人。
ここに良し悪しはない。
自分のスタイルと違うからといって、決して他人のスタイルにケチをつけないようにしてほしい。

点5の場合

客層:普通
客レベル:弱い~やや強い
メンバーレベル:弱い~やや強い

最も標準的なレートだけあって、客層、レベルともに可も不可もない。
客層は、大学生から年配の方まで様々だ。
後述する、社長や水商売の方はそこまで多くない。
特に社長はほとんどいない(単に公言してないだけかもしれないが)

マナーが悪い人もほどんどいない印象だ。
負けだすと不機嫌になる人はほとんどいない。
先ツモは皆無であるが、引きヅモはそこそこ見かける。

突出して強い人はほとんどいない。
純粋に麻雀を楽しんでいる人たちが多い。
例外として、ネットや書籍で勉強を続け、フリー雀荘デビューしたような
若者がいる。そのような人はそこそこ強い。淡々と打ち続ける人が多い印象だ。

メンバーもほぼ同様である。
突出して強いメンバーはほとんどいない。

客、メンバーともに、打点を求め、やや鳴きが少ない傾向がある。
小林剛プロのような安い鳴きはあまりみない。
そのため、鳴きに対する考慮はそこまで必要ないと考える。
1鳴きは無視、2鳴きは染手が見えるようであればやや警戒、3鳴きは
警戒で問題ない。

押し引きは間違った押し寄りだ。
他者のリーチに対してはかなり押してくる。
体感として、打点関係なく両面リーチが見込める手であれば、
1、2シャンテンなら全ツしてくる印象だ。
先制役なしカンチャンリーチはしないほうが無難だ。
おそらく、局収支がマイナスになることが多い。

先制リーチがかかった際はベタオリで問題ない。
他者が押してくるので、横移動で終了することが多い。

正直、このレベルであればベタオリを徹底することで安定した成績を残すことが出来る。イコール収支がプラスというわけではないが。。

点ピンの場合

客層:やや悪い
客レベル:弱い~強い
メンバーレベル:普通~やや強い

点5に比べ、年齢層が高い。20代は皆無、40代以降が大半だ。
中小企業の社長らしきおじさんや、水商売の女性が多い。
点5に比べ、やや60代以降が多い。

マナーについては、今回紹介するレートの中で一番悪い。
また、最もクセが強いのもこのレートだ。
引きツモが多い、片手倒牌、負けると不機嫌になるなど。
ただ、大半の人はそれに該当しないのでそこまで警戒しなくともよい。

点5に比べると、客のレベルは高い。
押し引きが壊れてる人があまりいない。
但し、水商売の女性に関しては、引くことを知らないオールゼンツマン
そこそこいる。

前回の記事で述べたように、点ピンは祝儀の価値が
大きいので、点5と押し引きの正解が異なる。
祝儀目当てに押すことが正解となることが増えるので、
体感的には点5以上に押してくる印象かもしれない。

メンバーの半分くらいは強い。
30~40代前半くらいまでのメンバーは強い人が多い。
逆に、40代後半以降の人はいまいちな人も多い。
とはいうものの、決して弱い部類ではないので注意してもらいたい。

鳴きによる赤ドラ祝儀有無によって傾向が異なる。
鳴き祝儀無しの場合は点5とそこまで変わらない。
鳴き祝儀有りの場合はとにかく鳴きが多い。
役牌バックのペンチャン、カンチャン鳴きが露骨に増えてくる。
一方、門前リーチのバランスもよく、チップ集めが上手い人が多い。

前述のオールゼンツマンを除き、押し引きはある程度しっかりしてる。
先制リーチを受け、2シャンテンから無筋2連打するような人は少ない。
但し、赤が1枚でもあるとそこそこ押してくる。2枚ならオールゼンツに近い。

点ピン東風の場合


客層:普通
客レベル:普通~強い
メンバーレベル:とても強い

客層は再びバラバラになる。
但し、年配の方はあまりいない印象。
ただし、皆確実にお金は持っている。
それ故の余裕なのか、マナーが悪い人はあまりいない。
いるにはいるのだが、点ピンに比べ何故かあまり不快感を感じないのは私だけだろうか。
(点ピンは割と不快感の強いマナーの悪さだ。)

客のレベルはそこまで高くない。
というより、今までのレートとの比較が難しい。
東風ルールと東南ルールでは押し引きがかなり異なる。
東風ルールは押しが有利になることが圧倒的に多いので、
多少下手でも大けがすることはない。
東南ルールで同じ打ち方をしたら、ボロ負けするだうなと思う人が
そこそこいる。

メンバーのレベルはとても高い。
ほぼ全員、真摯に麻雀と向き合っており、努力を怠っていない印象だ。
局収支や、巡目ごとの先制リーチの和了率など、かなり把握している。

前回の記事で記載した通り、このルールは祝儀麻雀だ。
祝儀を多く獲得したものが最も偉い。
そのため、鳴きが非常に多い。
赤があれば、和了第一と考え真っ先に鳴く。

先制リーチをかけても、赤を持っている人はかなり押してくる。
ツモで祝儀を多く稼げるかが収支に直結するため、運の要素が強い。
このルールについては、別の記事で詳しく掘り下げていくつもりだ。

まとめ

今回はレートごとの雀荘のレベルと客層について記載した。
次回以降は私のメンバーや客としての経験談を書こうと思っている。

おまけ

ここからはおまけ(書籍紹介)なので、興味のない人は読み飛ばしてほしい。
フリー雀荘で勝とうと思っている人、特にテンピン以上のレートで勝ちたいと思っている人には雀ゴロKの本がおすすめしたい。

純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法


フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ


タイトルにもある通り、フリー雀荘向けの打ち方が記載されており、特に「鳴き」に関しての記事が秀逸である。
オンライン麻雀とは異なり、フリー雀荘では「祝儀」の概念がある。
ピントン以上のレートは他のレートに比べて祝儀の価値が高いのだが、それに対応した本は多くない。

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