フリー雀荘メンバー体験記②

今回は、メンバー時代に私がやらかしたエピソードを書いていく。
メンバー時代、そこまで大きなやらかしはしてないと思っていたが、
改めて文章にしてみるとそこそこやばい。
点5だったから、お客様もそこまでお金に執着していなかったのだろう。
点ピン以上だったらもっと厄介なことになっていたと思う。

オーラス8000オール事件

やらかし度:★

オーラスを迎え、ダントツの1着。
2着とは30000点以上離れた親番。
タンヤオ平和赤3のテンパイが入った。
これをリーチした。2着に振り込んでも逆転はほぼ考えられなかったので、
祝儀狙いでツモ狙いにいくことにした。
数巡後、上家のメンバーから当たり牌が出る。が、スルー。
数巡後ツモあがる。
リーチツモタンヤオ平和赤3裏1。8000オール4枚だ。

すると、対面のお客様が、上家の当たり牌スルーに気づく。
なんでこれを上がらなかったのかとお怒りだ。
祝儀狙いと説明しても、全く納得していない。これには理由があった。

同じメンバーを守るために、わざと上がらなかったのではないか

上家のメンバーは2着であった、仮にロンあがりしていた場合、
18000点の放銃となり、4位になっていた。

たしかに、私がお客様の立場だったら、同じことを思うかもしれない。
それでも、謝るレベルではないと思ったので、後述の事件とは異なり、
帰り際に謝ることはしなかった。

イケイケですね事件

やらかし度:★★★

立ち番をしていたときの話しだ。
この雀荘にきて2~3回目の20代後半のお客様に対しての話しだ。
南2局、10巡目くらいに、そのお客様がリーチタンヤオ赤1のリーチをかけていた。
その人は現状トップで、2位との差は10000点ほど。
私が後ろを通ると、話しかけてほしいオーラがプンプン出していたので
「いやーイケイケですね。さくっとツモりましょう!」と話しかけた。
しかし、返事がない。それどころかすごい剣幕でこちらを見ている。
何が起こったかよくわからず、改めて卓全体を確認した。

すると、とんでもないことが。
私は何を勘違いしていたのか、テンパイはしていたが、リーチがかかっていなかったのだ。そりゃそんな顔で私を見ますよね。

幸い、直後にツモ上がりしたため、最悪の事態は逃れた。
帰り際に謝罪にいくと「いいよいいよ次回から気を付けてね」と優しく返事をしてくれた。その後、常連となってくれたので一安心した。

フリテンロン事件

やらかし度:★★★★

事象としてはいたって単純だ。
親番時、58ソウ待ちでテンパイしていたところに出た8ソウ。
ロンと発声し、牌を倒したところ、他3人はキョトン顔。
序盤に自分が8ソウを切っており、それを対面がポンしている。
まごうことなきチョンボだ。

これで済めば、よくある?光景だ。
だが今回はここでは終わらない。

下家をお客様がやけにしかめっ面だ。
そして、自分の手牌を開けた。国士無双 中待ちであった。

お前メンバーだろ?さすがにそれは無いだろ

返す言葉もない。
だがまだ事は終わらない。
その人は、次の自分のツモ牌を確認した。なんと中だった

溜息をひとつつき、その後特には言葉を発しなかった。ものすごい怒りを感じた。
なお、チョンボは3000オールの支払いなので、
国士無双ツモられと比べ、16000-9000=7000点と祝儀分が浮いた。
さらに、南場の親番時にリーチ赤1裏4の跳満を下家からあがり、下家をとばして2位で終わった。
考えうる限り最悪の結末だ。

他のお客様が待っていたので、私はそこで席を抜けた。
当然だが、帰り際に謝罪にいった。
あきらかに不機嫌だったが、次からは気をつけろよと言われ、肩を叩かれただけだった。翌日以降も、何くわぬ顔で来店してくれた。

まとめ


改めて思うと、メンバー時代はお客様には恵まれていた。
他の雀荘(客として行った様々な雀荘)に比べ、やばい人はほとんどいなかった。やばい客の話しは、改めて記事にする予定だ。

次回は、他のメンバーについての話しを書こうと思う。





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