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日記NEO

 こんにちは、はぐれです。

『本当に日記は必要なのか?』と感じ、大サボりしてTwitterに隠遁していたんですが、やはり要るなと感じたので戻ってきた。

 Twitterはインスタントに感情をぶつけて使っているので、その日の総括的なことは中々しないのだ。後者をやらないと俺は日々ペラペラ人間になってしまうので、印象的な出来事を脳にゴリゴリと刻んでいくために、日記は必要だった。

 そういう訳で戻ってきたが、今一番書きたいのは作品の感想なんですよね。日記と感想をごちゃまぜにすると読みづらくなるので、これは記事を分けようと思う。ちなみに仮面ライダーアマゾンズの感想を書こうとしているよ。

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 最近の読書で印象深かったのは、『六枚のとんかつ』という本。”メフィスト賞”という、珍奇な書ばかりを取り扱うマニアックな賞を獲った作品だ。ジャンルと言えばミステリなのだが、その中でも”バカミス”という、しょ~~もないギャグを根幹とするミステリだ。(褒めてる)

 バカの名の通り、謎が謎を呼ぶサスペンスはまるで無く、またジャンル自体が一発ギャグのようなもの(偏見)なので、長編ではなく短編集となっている。最初は物珍しさで面白かったが、めちゃくちゃくだらない短編が15作も入っているから堪らない。

『肩すかし15連発!!!!!』と宣伝された映画のようなもので、誰が見るのかわからない。(褒めてない)

 俺もまた「こんなもん見れるか!!!」と憤慨しながら頑張って11コ読んだ。そこで出てきたのが以下の文章であった。

 (作者注「五枚のとんかつ」と「六枚のとんかつ」のトリックは同じもの です。どちらか好きなほうをお読みください。


なお、ふたつの作品は島田荘司氏の『占星術殺人事件』のトリックを割っ てしまう怖れがあります。ですから、『占星術──』のトリックをご存じない方は、恐れ入りますが、先に『占星術──』のほうを読んでから、この作品を読んでください) 
蘇部健一. 六枚のとんかつ (講談社文庫) (Kindle の位置No.2982-2985). 講談社. Kindle 版.

 

 ふ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん



無題

 はあ~~~????????
 ですわ、こんなん。

 まず『占星術殺人事件』を読んでない。これは俺が悪い、俺が不勉強だった。ただ君、それは買う前にわかるよう書くべきじゃないのか??? なあ??? アタイ、間違ってっか???

 深い深いバカの森林を掻き分け、ようやくタイトルを冠した作品に辿り着いたらこの仕打ちだ。とんでもねえ奴だ。ムカつくから今後『占星術――』を読破し、このしょ~もない本と決別してやるつもりだ。

 ちなみに、作者のWikipediaでこの本に触れられている部分も凄い。

『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。上記作品は「ばかばかしくて読めない」「ゴミだ」「商品じゃない」「くだらない」などの強い批判や「支持する」などの絶賛の声が上がった。

 批判がひどすぎる。そこまで言わんでもええやんか……(判官贔屓)しかし絶賛する声も上がったと言うので、これもまたすごいことだ。メフィスト賞においては、審査員の中で賛否がキッカリ分かれた作品が受賞することが多い、とどっかで聞いたことがある。これが受賞したのはそういうことなのかもしれない。絶賛してる人、見てたら理由を教えてください。

 そういう訳で1400字も書いてしまった。しばらくはサボっていた辺りの記憶を掘り出しながら、日記を復活しようと思う。サヨナラ!

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