見出し画像

旅情観16 | 早春

春の、眠っているような光がのどかで、本当に好きで
私はこの写真を見る度苦しくなる。

柔らかくて爪を立てたらくっきりと赤が付きそうな白い肌とか、つり上がる挑戦的な眼差しとか
春の陽気さ相まって、白昼の下に晒されたそれは本当に貴重で、刹那で眩しくいつまでも指針でいて苦しい。
あまりにも自分に正直で苦しい。狂おしくて好き、誰にも越えられない。だって伝説だから越えられる訳もなく

まだ眩しい春の光、これを塗り替えるほど強烈な春に出会えるのか。

正直な自分 まっさらな青空 干したての洗濯物
いつだって1番の強敵は己なのだ

ここから先は

0字 / 7画像

Daily Light Archives

¥1,000 / 月

日々の光

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?