「人の人生を聞くことは、自分の人生を広げること」 - はぐくむコーチング for U-18 体験談記事

㈱はぐくむが運営する、高校生のための自分らしい未来を描くオンラインコーチング、「はぐくむコーチング for U-18」。全８回のオンラインセッションでは、３回の大学生/社会人へのインタビューと5回のコーチングで構成されます。

セッションを通じて、「なぜ学ぶのか？そして、なぜ、大学に行くのか？」親や先生に言われたからではなく、「自分がそうしたいから」という自分なりの答えを探しに行きます。

本記事は「はぐくむコーチング for U18」を受講した高校生、高橋和子さんの体験談記事です。

大学生と話すことで知らなかった世界が広がった

世界一周をしている大学生や、日本一周をしている大学生にインタビューをしてみて、自分と違う価値観や知らなかった世界を知ることができたのが大きいです。

インタビューでは、自分の中にある疑問や純粋に思っていることを質問していました。

例えば、旅をしている人には、「旅の定義はなんですか？」と聞いてみたり自分の中にある価値観や考え方を、「私はこう考えているんですけど、どう思いますか？」って質問したりできました。

そういう風に人の人生を聞くことは、自分の人生の価値観を広げる上で大切なことだと実感しました。

自分が全然知らない世界の話を聞いたことで、国内、海外の大学に行く選択肢を持つようにもなりました。今は選択肢を広げるために英語の勉強が自分には必要だってこともわかってきてるし、学部選びや大学生の期間中にどんなことを勉強したいのか？資格が取れるものを優先するべきでは？とかも考えられるようになっていて、自分が全然知らない世界の話を聞くことができたことは大きかったです。

毎週人と話せることが嬉しかった

アウトプットの時間が毎週あったからこそ、今やらないといけないことがハッキリ見えてきて、自分的にそんなこと考えていたんだ。ってことを話すことで客観視できたのかなと思います。

とにかく毎週人と話せたことが楽しかったです。「めちゃくちゃ話を聞いてもらえるじゃないですか！」絶対に一週間に1回話を聞いてくれる予定が決まっていると、色んな話ができて楽しかったです。

特にこの時期（コーチングを受けていた時期）は人と話をしたくて、コロナの影響もあってオンラインでしか友達や人と会えない。そういう環境だと話を聞いてもらう事がなかなかできなくて、一週間に1回話を聞いてもらえるのが嬉しいし良かったです。

コーチングを受けていく中で、自分は結構喋って考えをまとめていくタイプだと気づくことができた。コーチのたじさんに、「わこはそういうタイプだから話した方がいいよ。」って言われてたので、たくさん話すようにしていました。

進路の選択肢が広がった。今は何について学びたいかハッキリしている。

コーチングが始まったばかりの頃は進路についての悩みが多くて、「何がしたいのかわからない。」とか言ってました。けど、今は何について学びたいかはハッキリしてきているんですよね。インタビューやコーチングを通じて自分の価値観が広がったことで、明確になってきました。

大学ではお金、建築や空間デザイン、それとコミュニケーションにまつわる心理学を勉強したいと思っています。

今大人の人や地元のお店の方と一緒に何個かプロジェクトをやらせてもらっているんですけど、お金大事だなと思ってます。どうやって利益を得るのか？どこにどれくらいのお金をかけるのか？は勉強してみないとわからないので、学びたいです！

建築は昔から好きで、人間が住む住環境に興味があります。カフェみたいに人の居心地が良いと思う内装や設計を勉強したいと思っています。

実は初歩的な心理学は高校でも勉強しているのがあって、それを活かして地域の子どもやおじいちゃん、おばあちゃん、色んな層の方に対応した振る舞いや、コミュニケーションができるようになりたいと思っているので、学びたいです。

人生は一生かけて学んでいかないといけないから

改めて振り返ってみると、めちゃめちゃ濃い一ヶ月間だったなと思います。学んだ事が多かったり、アウトプットした量が多かったりして充実した一ヶ月間でした。

コーチングセッションの最後に自分にとっての学ぶ意味とは？をプレゼンするんですけど、自分的に大きかったポイントでもあると思います。5教科を学ぶ意味や、そもそも学ばないといけないのかな？と考えてみたり、辞書で意味や定義を捉え直してみたり、自分の経験や学んだことをもとに、自分なりに言語化してみたりと考えたのが大きかったです。

人生は一生かけて学んでいかないといけないから基本的に学ぶことはこれからも変わらない。と現時点でも整理がついたし、「じゃあ大学でどうしようか？」を考えられたのが良かったです。

これからも、アウトプットの機会をつくりながら色々とチャレンジしつつ継続して活動して行きたいと思っています。（本記事は2021年10月のインタビューに基づくものです。）