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冗談じゃない旅 本編参


映画『冗談じゃないよ』の
ネタバレがあります ご注意ください

※引き続き 映画の流れのまま
言葉を羅列しています
これ 感想じゃなくて
詳細なアラスジのような気もしてきましたが
素直な気持ちをそのまま書いていきます

( )の中は本編の外での話や
私の感想、浮かんだ言葉などです

なお描写については、記憶を元に
シーンを書き起こしているため
順番が違っていたり
細かな台詞が違ったり
欠落なんかも多分にあると思います
どうか、やんわり見ていただけたら…


ともあれ 見ていきましょうか



本編


バーカウンター

丈がバーカウンターで 1人酒を飲む
塩屋進が来る 丈はしばらく待ったようだ
丈「忙しい?」
進「うっす。明日も撮影」
丈「そっか。飯塚さんさ…もうさ、黙って
  案件回してくれれば良いんだよな」
事務所の飯塚へ悪態をつく丈

奥のカウンターにいた男女が
店を出ようとして 丈に気付く

「あの、江田さんですよね…?」

丈は男が誰だかわからない

男は以前オーディションで会っているという
上田監督の…と聞くと丈は思い出す。

男の名前は小林
上野監督のオーディション会場にいた
助監督をしていた男だ
(丈は知らないが、小林は丈のことを
「なんか…すごいっすね」
と、上野監督へ評価していた)

隣に座ってる 塩谷進にも気が付き
あっと声に出す
小「あれから、2人 仲良いんですか?」
丈「ええ、まあ」
連れの女が 小林にひそひそと声をかける
「(塩屋進じゃん)」
“さん”をつけろよと たしなめる小林
進へ「ドラマ見てます」と声をかける

出会いを知っている小林は
はじめこそ 2人に興味があるようだった
だが小林は進に気付くと
進にのみ話を持ちかけていく

小「最近動画配信の監督とかやってて…」
事務所へ連絡してもいいか 進に尋ねる
進は快諾して「ああ、是非」と答える

既に 丈は蚊帳の外の雰囲気である

了承を得た小林は意気揚々と店を出ていく
2人が出て行ってから進は
進「驚いた、(再開することって)あるんだ…。
  もう4年前か…懐かしい」とこぼす
丈は口数少なく 酒を飲んでいる

進「そう言えば…」
進はオーディションの話を切り出す
進「今度また 柴田組で
  オーディションやるみたいっす」
丈「へぇ」
進「主演、新垣洸で
  丈くん、受けるでしょ?」

丈は薄い反応のまま 軽くうなずく
(進は今でもなお 丈を慕っている
接し方 軽やかさから伝わってくる
この4年、丈も役者をやめてはいなかった
話の流れから同じ事務所のようだ

塩谷進は 今や撮影で忙しくなるほど
売れっ子になったようである
ドラマにも出演し 俳優として
名を馳せているのが伺える

一方で 丈の雰囲気は変わった
明るかった性格は 見る影もない
無気力な表情 瞳は曇り不愛想
眼光の弱さが目立つ これは
酒のせいばかりではないだろう

さっきのような 蚊帳の外だったり
辛酸をなめるような場面は
丈にとって この4年間
どれだけあったのだろうか)


ラーメン屋 仕事仲間

荷揚げ現場 岡田が丈に指示を出しつつ
この後の段取りを話している

新入りの大工らしい男
山本健太が荷を上げてくる
丈は岡田と話した段取りを 簡単に伝える

場面変わって 荷揚げ合間の昼飯
家系ラーメン店内
カウンター席 全員が並んで食事をとる
新入りが丈に聞く
健「普段、他 なにやってんすか?」
丈「俳優」
健「俳優!へぇー、食えるんすか」
丈は首を降りつつ、池田を差して
丈「声優」
健「へぇー!」
談笑の合間に望月が注意する
望「早く食えよ!」
岡田のこどもは大きくなったのか
そんな話題からスマホの写真を回し見る
かわいいなあ、もう天使ですね
なんて言ってると 器を覗いてチクリ
望「(麺が)のびてるのびてる」
荷揚げの昼時間は短い
忙しなく食べ 席を立つ一同
(労働者の昼の光景が とてもリアル
4年経ったからか 棟梁の姿がない
岡田と望月の仕切りで回っているようだ)

(食事中の仕切りをする望月役
鈴木武のリアクションがいい
「早く食え」と催促するのは
嫌味で言っているわけでなく
職業柄、時間に追われ悠長に構えて
飯が食えないからだろう
メンバーはこれを 少し気に留めつつ
雑談をしながら 食事している空気感

岡田の子どもの写真を 回し見せてる時に
ふっと望月の表情が 柔らかくなる
子どもの写真は劇中で見えないが
ちゃんと優しい顔になっている
人間味の幅がわかる いい味を出してる)

店から出ると 池田が丈を呼び止める
池「丈くん、ぼく…
  実家に帰ることにしました
  だから荷揚げの仕事も 今日が最後
  最後に 会えてよかった」
丈は 黙って聞く
池「東京で ここまで頑張れたのは
  丈くんがいてくれたのが大きくて…
  だから…ありがとうございます」
丈「そんな、こちらこそ…
  ありがとうございます」
丈は 静かに返す
先を行く 荷揚げメンバーを気遣うように
「行きましょうか」と促す池田
(最後まで変わらず 低姿勢で愛嬌ある表情
池田はこの時まで 東京を離れることを
丈に伝えていなかったようだ
タイミングが合わなければ
別れの言葉を交わすことは
直接 できかったかもしれない
少なくとも 4年以上共に働いた
丈にとっては 貴重な後輩だったろう
静かに絞り出した感謝の言葉に 嘘はない

自分の状況を理解して 環境を変える
仕事を変えたり 暮らしを変えること
それは前進だと 私は思っている)

オーディション 柴田組と湯川詩乃

会場 すでに何人かが床に座っている
丈が静かに挨拶し入室し 隅の方へ座る

進も会場にいたが 誰の会話もない
それぞれが 緊張の面持ちでいる

すぐに 柴田監督とスタッフ
新垣が連れだって入室してくる

新垣も監督らと共に テーブル席に座る
監督の横のスタッフ吉沢が丁寧に説明する

吉「えー、本日から2日間の日程で
  新垣洸主演の映画の
  オーディションを行います
  こちら主演の新垣洸さんです」
新「新垣です」
吉「このオーディションでは
  新垣洸演じる主人公の
  弟役などメインキャストを
  決めていく予定です
  監督の方からは何か…」
柴「…えー、特にございません(笑)」
柴田は書類を両手に 微笑んで見せる
柴「まあ、こんな感じなので みなさん
  どうぞリラックスして…」
場を和ませるような空気を作る

それでは…まず、と
吉沢は 各自相談して
2人一組になるよう 指示する

立ち上がって 相手を探しだす演者たち
どんどんペアが決まるの中 座ったままの丈
声をかける女性が一人

「あの、組んでいただいてもいいですか?」
化粧っ気のない 中年の女性
名を湯川と言った
丈を誘う者は他になく 丈は愛想なく承諾する

前もって渡された台詞を 演じるようである
湯「どんな感じでします…?」
丈「どんなって…
  適当でいいんじゃないですか」
提案された丈は 話を受け流そうとする

湯「じゃあ、わたしが年上だと思うので…
  年上の役やりますね」

演技への打ち合わせも 丈は素っ気ない
(丈はずっと 1点を見つめている様子
視線の先には 新垣洸がいるようだったが
それを示す 詳しい描写はない)

会場でペアが決まり、簡単な打ち合わせも
各自済んだようで 監督は尋ねる

柴「じゃあ、初めにやりたい人ー…いない(笑)」
柴田が声掛けをするが誰も手を上げない
柴「それじゃあ こっちの、はじっこから」

一番隅に座っていた 湯川と丈が指名される
(湯川はじめ 演者らの手元に
台詞か設定の紙が見えるが
丈は何も持っていないようにみえる)

自己紹介をする
湯「湯川詩乃です」
柴「湯川さん、よろしく」
丈「江田丈です」
柴「江田さん、お久しぶり」

疎遠になった父と待ち合わせする家族の設定
湯川が我慢できず帰ろうとする 姉役
丈が父が来るまで待つよう引き留める 弟役

湯川は姉役を丁寧に演じていく
丈も同じく演じていく

(湯川は感情に抑揚をつけて演じている
一方で 丈の演技は工夫がいまひとつに映る
かつてみせていた熱意が消えたような
別人の演者のようにも感じられる)

(このシーン 演者に注がれる視線
柴田と新垣に注目すると面白い
柴田は言葉を発する演者に
それぞれ その視線を注いていくが
新垣は9割以上 丈しか見ていない

丈と演じあったあの経験があったからか
その変化に 新垣は気付いたのか
新垣の真剣な眼差しは 柴田監督以上に鋭い
全く表情を変えないため
心の内は知れないが思う所は
あったのではなかろうか)

カットの声がかかる 緊張の解ける空気

柴田は「湯川さん、いいね」と好印象

書類をめくりながら
柴「江田さんは…
  もっと自由だと思ったんだけどなぁ」
(丈の表情に変化はない
悔しさまで失せてしまったよう)

1日目が終わり解散 部屋を出る役者たち
丈は振り返り 立ち止まる
監督と新垣の方を じっと見ているが
誰もそれを 気に留めていない
(柴田、新垣の反応は描かれていない)

部屋を出かけると 湯川が丈の袖を引っ張り「ありがとうございました」と伝える

(このオーディションでは 4年を経た
丈の演技に対する変貌ぶりが描かれる
あんなに情熱的に 演技と向き合っていたのに
今では 無気力 怠惰 そんな言葉が見える
そうなる理由は 分かりすぎるほどだが
丈は何も変われずに 生きてきたのだろう
役者への夢 演じることへの夢
報われない日々は続いて 腐りかけてなお
成功しない挑戦が続いている

自身の信条が正しいと 思っているから
何がいけないのか 自分を省みず
生き方を変えようとする様子はない
ただ情熱は 愛とともに掠れたようだった)

(もうひとつ注目したのは
会場にいる吉沢だ 彼は4年前にもいた
前回のオーディションで
演技中に出て行った
丈を呼びに行った男である
長年の舞台人なのだろう

なかなか細かい私見になってしまうが
スタッフが変わらず残っていること
同じ人間が 同じ組織に
長年継続して所属できることは
組織の体制がとても安定していることと
大きく関係している と、強く感じている

かつて自分が学生だった頃に所属した劇団が
日の目を見ず終わったことに起因している
人の入れ替わりの とても激しい組織は
しょうもない人しか 集まらない
すぐに諦めちゃうし 解散しちゃう
※私見です

柴田組は その逆を行く
いい組織には 熱意ある優秀な人材が集まる
吉沢が演者たちを見つめるシーンは
本当に一瞬しか映らないが
選考を支えるスタッフたちの目が鋭いのには
確かな裏打ちがあるように 私には映った

柴田組が ただの烏合の衆ではなく
役者が憧れるような 歴史を積んだ組織として
作中でしっかり描かれているようにも
私には見えたのである)

(また湯川詩乃演じる 大橋未歩は
実際、演劇のワークショップを通じて
日下監督らと出会ったという

大橋は元々 テレビ局のアナウンサーだったが
現在は 生活拠点をニューヨークに移し
新たな挑戦として 演劇の門を叩いた

大橋と湯川 通じる部分があり面白い

仕事をやめ主婦となったが
役者を楽しみとして生活する湯川

日下監督は 等身大の大橋を
映画に残したかったのかもしれない
演技に誠実なキャラクターとして
湯川はありのまま 自然体で描かれている)




高円寺高架下 京樽前

高架下アーケードを ゆっくり歩く2人の姿
自転車を押す丈と、横に湯川
2人並んで話している

湯「江田さんは役者始めてどれくらい?」
丈「…8年ですね」
湯「8年。続けるって素晴らしいです」
感心する湯川に対して
丈は照れもしないし 自慢げでもない
丈「自分には…責任がないだけです」
ただ淡々と話す
丈「湯川さんは何を?」
湯「以前は働いてました。今は…専業主婦
  好きなこと見つけて頑張ってます」
(好きなこととは 演劇だろう
熱意も監督に伝わったようだった)

アーケードの先から歌声が聞こえてくる
閉まったシャッターの前に座り込んで
路上ミュージシャンがギターを搔き鳴らす

(ミュージシャンの名前はグッナイ小形
実際、彼は本物のミュージシャンであり
劇中では「グッナイ小形」本人役として
そのまま出演している
持ち歌『おやすみ』を歌っている)

(場所は 高円寺高架下 京樽前
駅前再開発で 今はもうない光景
現在はKFCになっているあたりである)

歌に 足を止める2人
「ちょっと聞いていきますか?」
湯川が誘う 丈は道の隅に自転車を置く

2人はしゃがんで 優しい歌に耳を傾ける
音楽が ちいさな聴衆を包み込む

歌が終わって 聴いてくれた2人へ
小形は照れくさそうに お礼を言いつつ尋ねる
小「飲んでたんですか?」
湯「いえ…」
小「お酒飲めます?
  これ…良かったら、どうぞ
  いっぱいあるんで」
小形は緑茶割の酒の缶を出してくる
湯川は「いいんですか?」と嬉しそう
丈も酒の缶を受け取る
3人は車座になって 乾杯する

(私が京樽前で小形を見られたのは
人生で2回くらいだったろうか
私はグッナイ小形のファンだが
劇中でも飾らない姿で歌ったり
酒をすすめて飲んでる姿は
リアルと違わず
なんでもない仕草に
なんだかとても安心する
これ、ドキュメンタリーだっけ?)

(高円寺路上での酒=緑茶割というのは
メジャーなのか ただそんな光景に
よく出くわすだけか すごく自然
むしろ まんま高円寺の景色すぎる)

湯川が小形に尋ねる
湯「ずっとここで歌ってるんですか?」
小「そうですね…もう6年くらい」
湯「…続けるって すごいですね」
感心している湯川に しみじみと返す
小「最近はね…、結婚して
  来年 子どもも生まれる予定で…
  だから…ずっと、こういう風にもね
  歌っていられないなって思いながら
  と思いつつ、歌いたいなっていうかね」
酒のせいか頬の少し赤い小形は
ギターのピッチをあげて
次の曲を弾き始める
曲は『ライフ イズ ペチャクチャ』

丈は ぼんやりと演奏を聴いている

(路上ミュージシャンの小形は
「歌っていられない。けど歌いたい」
と、未来や現状を見据え、考えている
丈が直前に「自分に責任がないだけ」
という言葉と 対比してるようにも見える)

(グッナイ小形は この映画で
劇伴とエンディングを手掛けている

クラファンを知ったのも 彼経由だった
応援して報われたと思ったのは
京樽前と小形の光景が映画に残ったこと

同時期に制作された 知多良監督の
映画『ゴールド』にも高円寺で歌う
グッナイ小形の姿が残されている

どちらも応援できて 映画が完成して
本当に良かったと思っている

批判を恐れずいうが
京樽前の路上を見るために
私はこの映画を見ている気持ちまで
少なからずあるのは確かなのだ

だって毎回 京樽前映るだけで泣くもの
あの光景を残してくれて
ありがとうと伝えたい)

(小形の 作中での台詞は
リアルをトレースするかのようである

小形は、音楽活動を続ける生活の中で
結婚して、昨年5月に子供も生まれた

「こういう風に歌っていられない」
と言う台詞も 不思議とリンクしている
彼は東京から離れ 拠点を移した
移住先は出身地の北海道

なんとも奇妙な感じがする
なぜなら 引っ越したのは
ほんの昨日とか一昨日とかの話なのだから

小形は歌を諦めたわけじゃないし
音楽をやめてしまったわけでもない
彼は自分と自分の家族の幸福のために
彼らしく 道を歩み続けている

私はそれを祝福したい)

(感想の分量から
大体おわかりいただけたと思うが
個人的には この高円寺のシーンが
一番思い入れ強いです)



オーディション 塩屋進

前日、湯川と組んでいた丈だが
同じ内容の演技を 役を変えて演じている

相手は塩屋進

進は熱のこもった演技をみせる
対し丈は 当たり障りのない演技に見える

演技が終わる

柴「カット」

監督が次の指示を出す

柴「じゃあ次は、塩谷くん 弟役
  新垣くん 兄役で」

新垣が立ち上がり フロアにでる

指示を聞いた丈は 呆然と立ちつくす
監督にユラリと少し歩み寄る
願望が 言葉となって漏れていた

丈「いや…あの、一回 オレと洸さん
  組ませてもらっていいですか」

言葉は感情を抑え 静かな調子だったが
懇願する丈の表情は 放心に近かった

新垣と進は演技のため スタンバイする
監督は言葉を聞いても反応を示さず
迷いなく手を叩いて合図を出す

柴「よーい、ハイ(手を叩く音)」

(監督の目に 丈は映らないのか
まるでいないものとして 選考を進める

監督の指示が 非情と映るか
丈の甘えと映るか 至極当然だと映るか
人の心の持ちようで 感想は変化しそう

劇中では 柴田監督は後ろ姿であり
表情は伺い知れない これがまた怖い
どんな顔して 手を叩いたのだろうか)


別離

夕暮れの坂道
オーディション2日目を終え
自転車を1人押して 坂を上る丈
後ろから駆けてくる影がある

「丈くん!」

塩谷進だった 呼び止める
進「お疲れっす」
丈「おう」
進「…この後、飲み行かないっすか」
何も変わることなく 未だに慕う進
丈は感情を殺しながら答える
丈「行かねぇよ」
進「…そうっすか」

丈はまた歩き始める
進「じゃあ、また!」
丈は答えない
振り返らない
表情は見えない

進は来た道を 表情硬く下っていく
進もまた 振り返ることはない

黄昏が街を染めている
(4年を経てもなお「丈くん」と慕う進だが
2人の 変化はあまりにも大きい
オーディションで出会った後輩の進に
丈は今や 役者として及びもしない

世間で名が知られているのは進
制作陣からの信頼が厚いのも 進である)

(気になったことがある
この4年の間に 丈は進へ
胸の内を打ち明けなかったのだろうか

進の硬い表情は 丈の変化を感じつつも
丈から何も打ち明けられないことへの
不満があったのではないだろうか

塩谷進は素直なのだ
不器用な丈と長年付き合うくらいだ
優しさも相当なものだろう
性格などは 進とて易々と変えられない
それゆえ 進は自分から
丈の状況を聞けていないのではないか
変化に気が付いても 深くは聞けずに
4年も過ごしているのではないか

そう思うと進の中にも 丈に対して
鬱屈としたものがあるのかもしれない

だが、丈と決定的に違っていて
進の不満が表立って現れていないのは
彼には役者としての仕事があって忙しく
感情に余裕がないからかもしれない)

(坂を上と下に分かれ
それぞれの行く道へ向かうシーンは
2人の心情を映しているようで印象的だった)



本日はここまで


まいど、お付き合いくださり
ありがとうございます。

だんだん更新時間が
朝から昼に寄ってきました。
お察しの通り、ストックが減ってます。
アドバンテージほしいですね。

早く駆け抜けてしまいたい思いと
丁寧に感想や思いのたけを残したい思いが
取っ組み合いしています。落ち着いてくれ。

不器用な性格や性質って 厄介ですね
よく忘れ物をしたり 遅刻してしまったり
なかなか直そうとしても直りません。
本人は随分と気にしていますが
人から見れば全然ダメって評価されちゃう。
杓子定規で見ないでほしいと思うけれど
自分だって何かの物差しの中で。難しい。


なるべく気持ちが良い方向へ
緩やかに軽やかな方へいくように
最近では意識しています。

自分の機嫌は自分でとる。いい言葉です。


本編は次回で終わる気がします。
全然書けていませんが
終わるような気でいます。

しかしながら 旅は続くので。
また長編になっちゃいますねコレ。
こんなはずじゃなかったんだけどなぁ…


冗談じゃないよ!


じゃ、また明日




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