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私が島人レボリューションを推す理由

2022年、沖縄県復帰50年の今年、沖縄県内在住の20~30代によって新しいコミュニティが生まれた。
それが「島人レボリューション」。
「島人」には、“沖縄”“うちなーんちゅ”という表現では取りこぼされがちな視点、沖縄島だけじゃない、宮古とか八重山とかみんなを含んでいるという思いが込められているそう。
「レボリューション」からは、Netflixで見られる『レボリューション 米国議会に挑んだ女性たち』のように、沖縄の今をより良くするために、民主主義をあきらめないでいいように、自分たちの手で沖縄を“リフォーム”する、そんな思いが伝わってくる。
これだけで十分胸がアツくなる。これからがたのしみでたまらない。

島人レボリューションの“共有目的”

私たちは、人権と民主主義に基づいて自己決定できる社会を実現するために、沖縄県内在住で政治や基地問題に関心が高く現状を変えたいという思いのある若い世代とともに、情報共有・パブリックディスカッション及び政策立案、ロビイング、そして選挙で独自の候補者を擁立して当選させる等の活動を行います。

島人レボリューションTwitterプロフィールより

誰と、どんな活動をして、どんな社会を実現していきたいかが明示されている。コミュニティ・オーガナイジングという手法を用いて、これを作ることをサポートしたのだが、作る過程のディスカッションというかダイアローグがすごく大事だった。
メンバー一人ひとりが大切にしている思い、価値観を持ち寄り、共有部分はどこなのか話す。
そこで印象に残ったのが「沖縄を大事にしたい」と言うときに思い浮かべるものが果たしてみんな同じなのか、という論点。具体的に何をどんなふうにどうしていきたいのか。
「文化や芸能、ゆったり流れる時間、平和を大事に思う心、優しさ…とか?」
「でも待って。それってなんとなく押し付けられてる沖縄のイメージになってない?」
私たち自身で、沖縄への思い、沖縄だからこそ守りたいこと、今の沖縄に生きているからこそ更新していきたいこと、それらを言葉で明示することの意味、みたいなものを感じる時間だった。

なぜ島人レボリューションを誕生させたか

私は何度かnoteに綴ってきたが、2018年の名護市長選挙、県知事選挙、2019年辺野古県民投票、そこには20代を中心とした若い世代のコミットが目立った。そしてそこにコミュニティが育ち、その中から市議会議員も生まれている。民主主義のお手本だな、沖縄は。そう感じてきた。
その若い世代たちの中には今も選挙に関わり続けている人もいる。でも関わらなくなってしまった人もいるのだと言う。
基地がないことは当たり前に求めてよいことで、命や福祉、経済との二者択一を迫られることがおかしいのに、おかしいと思えない、どちらかを選ばなくてはならない、ならば基地を一番には考えられないから、もうあきらめるしかないよね、そうなってしまうことにつながっていきはしないかという危惧。
こういう状況をただ嘆いたり批判したりそういうのじゃなく、自分たちのアクションで変えていこう、その思いが島人レボリューションという形になった、私にはそう見える。今、必要なんだと。

3月6日:しまレボ会議 沖縄県復帰50年の
「新たな建議・宣言」についてトークの巻

島人レボリューションのメンバーに会える配信イベントです。参加して沖縄のこれからの50年について、一緒に考えるきっかけにしませんか(私はおそらく視聴できないので💦、できればアーカイブ残してw)。

私は私にできる方法で、これからも島人レボリューションを推し続けます!!一緒に沖縄を“リフォーム”していく気持ちです。ぜひたくさんのみなさんに見守ってほしいです。


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