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横領、不正は簡単に起こる

妻が面白いセミナー受けて来た。
横領とか不正を防止するにはどうしたらいいのか。

横領の件数の多さに驚いて帰って来ました。
典型的な犯罪者のプロファイル。
40±3歳。人事評価優秀。それなりのポジション。
家庭内の居場所がないか悪い状態。
最後のが引き金みたいですね。
家庭が幸せな人はやらないそうです。

防ぎ方は簡単です。
怒られないし、完全に任されていてノーチェックな状態が犯罪を可能にしているので、ちゃんとチェックすることだけです。
見てるよっていうことを示すためにたまに差し戻してみるのもいいでしょう。
しくじり先生でなんでんかんでんの回を見ている人は納得ですね。
バイトが金持ち逃げしてた、その頃店任せて一切店に行かなかった。
店に顔出すようになってからそんなことはなくなった。

あと、紙文化の会社についても言及が。その講師の人がとある企業に行った際にちょうどハンコ押してる人がいて、その人になんのためにハンコ押してるんですかって聞いたら答えられなかったんだって。笑えるけど世の中多いんだと思う。
そのハンコは、決まりで押してるだけなのか、中身がわかりましたよなのか、なんで押してるのか。枠だけあって、なんで押してるかわかりにくいよね。
ふと、改めて関わった業務システムを思い返す。
ハンコに当たるものがSubmit(提出)ボタンとApprove(承認)ボタン。
単純にOKって書いてあるところは自分の作業の中だけで起きる部分のみ。終わったらSubmitで〆る。チェックかかるところは承認のプロセスがはいってApproveボタンを押して次の処理どうぞですよね。役割と意味合いが表現されている。改めて当たり前のことがちゃんと表現できてるんだなと関心した。

システムに頼るでもなんでもいいけど、普段の意識づけも重要だし、経営者を含むマネージする人がどういう考え方でどう正しく働いてもらうか明言することも重要でしょう。

不正防止を実行しようとしたときに、ルールが厳格化するとか今までのことを変えるとか、現場にとっては辛いことをしなければならないかもしれません。でもそういうチャンスでちゃんと経営の立場の人が明言すべきです。何か魔が差して犯罪者になったりそういうことがあると、せっかく働いていただいている方々が不幸になる。そういうことを避けたいんですよと、思ってたらちゃんと言ってください。

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