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余人をもって代えがたい仕事はあっていいのか。いいんです。

会社たるもの誰でも同じように働けて、持続的に存続しなければならない。BCPなんていう言葉でそんなことが言われるときがあります。会社のだいたい8割程度は誰でも出来なきゃ困ることで回っているはずです。

残り2割は会社組織の戦略、方向性、はやり言葉でイノベーションなどをリードする社長以下のリーダーの人は余人をもって代えがたいといわれるほどのものを求められます。現状も大切ですが、先の未来を見据えて会社の方向性を打ち出す。それができる人はそんなに多くないです。

逆にそんな人だらけだと会社の方向性は定まりませんし、日常業務は誰がやってくれるのでしょうか。ということになります。

会社は人です。いろんな人が集まって大きなことができます。

自分自身のことを考えてうまく回せる人材になるのか、うまく人を引っ張る人材になるのか。人口減で先が見えてきましたが、人材不足の世の中どっちも足りなくなってくる未来を考えたら一社だけに尽くす働き方がいいのか、複数似たような仕事が回せる環境を求めるのか。

ちなみに余人をもって代えがたいという人は普通には出現しません。その種はぼこぼこいると思います。ちゃんと育てないとそんな人材は急には現れません。会社はそういう人を育てることも必要です。もちろん引っこ抜いてくることは否定しませんが、引っこ抜かれても現状が簡単に揺るがないように強い基盤を作っておくことも必要でしょう。

いずれにせよ、育てないといないというものに関しては育てましょう。その人だよりになる部分ができたとしてもいいんです。ただし、その仕事が本当にそいう言う仕事なのかは判断が必要ですよ。

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