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須佐湾エコロジーキャンプ場でウインターキャンプを考えるイベントに参加してきました!④

ハロー! 
この記事は、須佐湾エコロジーキャンプ場でウインターキャンプを考えるイベントに参加してきました!③の続きです。

さてお次は、山口県で一番の作付面積を誇るそば生産地・萩市弥富(やどみ)地区へ移動して、そば切り体験です。
講師をしてださったのは、龍の里やどみ企業組合の理事長 奥山明さん。

手作りそばの講師をしてくださった奥山明さん。

弥富地区では25年ほど前から休耕田を活用してそばづくりを行ない、そば粉や麺の販売はしていましたが、地域にそば処は無く、毎年10月の「手作りそばの花まつり」だけで提供してきました。

秋の初めになると、満開のそば畑があちらこちらで見られる弥富地区。

そこで、休校になっていた弥富小学校(2019年3月に休校)の校舎を活用し、「龍の里 やどみ」を同年12月にオープン。
食材から運営、調理まですべてを地元の人で行い、地域の方々の生きがいになったり、おそばを食べに地域外の人たちが来て交流が増えたりしたら嬉しい、そんな願いを込めて土日祝日の11時~14時に営業しています。

福島県の在来種「会津のかおり」を弥富の土で育てています。

弥富そばは地元産100%のそばを石臼で挽き、伊良尾山の湧水だけを加えて作った十割そばで、地元はもちろん県外から訪れるファンも魅了しています。今回はこの弥富そばのそば切り体験を弥富公民館の調理室でさせて頂けることに。

弥富公民館では支所長の福田国良(ふくだ くによ)さん、弥富そば生産組合の宮内欣二さんも参加者を出迎え、おいしいそば作りを手伝ってくださいました。

弥富公民館の目の前にもそば畑が!(9月下旬撮影)。本当にそばの町なんですねぇ。
すでに用意して頂いていたのは、弥富そば100%のそば粉でこねた、なめらかでツヤのある生地。
この状態から延ばして切るまでが本日の体験です。

まずは、のし板に打ち粉をふり、生地にヒビが入らないように注意しながら手で円形に延ばします。

「手のココを使って伸ばすんですよ」と、奥山さん。
生地のしっとりした肌ざわりを味わいながら、丁寧に円く延ばしていきます。
上手に延ばせましたネ!

次に綿棒の上で、手をグーにして左右にスライドさせながら転がし、生地をもう少し延ばします。(これが意外とムズカシイ💦)

綿棒を転がし、生地を回転させながら少しずつ延ばしていきます。うん、イイ感じ!!

次に、生地の縦方向に打ち粉をふり、麺棒で巻き取って転がしながら生地をのしていきます。すると巻き取った部分が延びて角が出ます。それを繰り返すとあら不思議。円形だった生地が四角くなります。

くるくる巻いて延ばし、方向を変えて延ばし…とするうちに角が出ます。
真剣な眼差し!
まるで本職のような手付き。いつでもお蕎麦屋さんができそうです!!
もう少し角を出していく方法を宮内さんがアドバイス。
目指した正方形ではなく、平行四辺形になってしまった私の生地…(T_T)。
奥山さんがフォローしてくださいました💦 エプロン姿に着替えた福田支所長も見守ります。
きれいに角の出た生地。ここから麺棒で長方形に延ばしていきます。
「どうだ、ここままで延ばしたぞ〜!」表情からも達成感が伝わります。

最後に打ち粉を十分に振った生地を折りたたんだら、こま板を当てながら包丁で押し出すように細く切っていきます。
麺は茹でると想像以上に膨らむので、ここで細く均等に切っておくのがコツ!

折りたたんだ生地。切った時に麺と麺がくっつかないように打ち粉もたっぷりと。
慎重に切っていく参加者。太さも揃っていて綺麗ですね!

切り終わったそばはサッと茹で、素早く冷水で洗います。地元の須佐唐津焼の器に麺を入れ、蒲鉾と薬味を載せて萩産のエソの煮干しを使った出汁をかけたら、いっただっきま〜す!!

できました〜!!(↑市販レベルのおそばを作られました!お上手です!!)
自分で打ったおそばの美味しさに、思わず笑顔がこぼれます!

やはり初めてということもあって、たまにくっついたり、切れてしまったりすることもあるけれど、自分で延ばしてて切ったおそばは美味し~い!
・・・けど、やっぱり隣の人の味も気になる(笑)ということで、参加者同士でそれぞれのおそばを交換し、お土産に持ち帰って思い出をシェアしました。

ウインターキャンプを考えるイベントに参加してきました!⑤へ続く