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改めて皆さんあっての劇場

昨日よしもと祇園花月は、3月1日以来約4カ月半ぶりにお客様をお迎えして(158席30%)で無事再開することができました。

再開に向けては、決して楽な道のりではなかったですし、昨今の感染拡大報道などをみても再開した方が茨の道になるのではとも思っておりますし、何より当面は150席での興行になるため、劇場運営に関しても強い覚悟が必要となります。

多くのご意見頂きます、配信に関してもうまく絡めながら空いた350席を埋めていく、努力・工夫をしていければと思っております。

何より、

「お客様・出演者皆さんの安心・安全が第一」

だと強く意識しておりますので、そこを一番大事に意識にして興行を行いたいと思います。

吉本の他劇場や昨日祇園花月に来て頂いた方々はお分かりかと思うのですが、各劇場ともなかなかシビアに劇場運営を行なっております。

再開に向けての吉本興業のお客様、出演者の皆さまの安全第一にへの覚悟は相当なもので、劇場センター長や各支配人、舞台監督含め裏方スタッフ一丸となって万全に万全を重ねて興行を再開しております。

私みたいな早くライブを再開させたい、面白いイベントやりたいみたいなことだけを考えているだけのスタッフだけでは再開なんてできるわけもなく、運営面において安全第一を掲げて多くのスタッフが動いて、対策を講じて再開が実現していることをご理解頂ければ、目の前の公演がより味わい深いものになるのではと思います。

ライブの企画やプログラムのことに関しては、毎日偉そうにおもしろおかしく書かせて頂いてますが、昨日再開を受けて一番感じたこと、

「お客様、出演者はもちろんのこと劇場に関わる全ての人があっての興行であり劇場」

だということ。

これも劇場閉鎖しなければならない状況でないと気づくことのできなかったであろう、日々忘れがちな当たり前のことです。

祇園花月において制作と言われるプログラム作りは私が主にやっているのですが、再開に向けてお客様をお迎えする運営面の細かいことまでは手が回らず、そこを劇場経験の長いおよそ10年下の後輩が日々細かな確認をしながら背負ってくれました。

昨日の彼の動きはお見事!

お客様の安全を第一に必死に声を出しお客様を誘導している姿に頼もしさを感じ、何より劇場は一人じゃなくみんなの力があって成立しているのだと気づかせてくれました。

今日も劇場スタッフ一丸となってお客様、演者さんを万全の状態でお迎えできればと思います。

祇園笑者〜チュートリアル徳井×すっちー〜

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今からワクワクしかしない。

今日は桂で書き終えました。

今日は暑いですね…

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