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ラスト祇園花月

二週間滞っておりました、noteですが二週間色々あり更新できずでした。

すみません…

いきなりですが、この度祇園花月から異動することになり、本日が最終の祇園花月業務となりました。

昨日は「マイルド軍団定例会」と今日は「くそいろクリスマス」と何とも祇園花月らしいライブが最終業務となり想い出に残るクリスマスとなりました!

また、この二週間K-PROさんとのライブ「祇園の先頭」、ABCラジオ上ノ薗さんとのライブと濃いライブ満載で刺激的な二週間でした!

コロナ禍の中で6月から祇園花月の担当になり、約半年とあっという間の祇園花月でしたがTwitterを始めてみたり、noteをはじめてみたりとSNSを駆使しながら、今までの劇場であまりみることのなかった劇場のプログラムを作る人間が顔を出して、ライブを作る過程や想いなどをお客さんにお見せしながら、劇場の「見える化」をテーマに皆さんを巻き込みながらライブ作りを試んだりできたのも、コロナ禍で劇場に来て頂くのが「当たり前」じゃなくなったからこそチャレンジできたことだと思っています。

たった半年でしたが、めちゃくちゃ勉強させてもらうことが多く、SNSで皆さんの反応を見るのが楽しみでありながらも自分自身に対して余計なプレッシャーをかけていた部分もあり、毎月締め切りに追われている程よいしんどさもありました笑

半年の劇場で一番学んだことは、

「興行は水もの」

この一点に尽きると思います。

この部分が一番楽しくもあり、怖くしんどい部分でもありました。

とはいえ、祇園花月はコロナ禍で9月以降は毎日興行を行っていた訳ではないので本当の意味でのしんどさを体感した訳ではないので、まだまだな部分はありますが、当たり前のように毎日劇場を運営している会社の興業会社たる所以を感じ、この会社の凄さと覚悟を劇場で働いてリアルに学ぶことができました。

この経験をこれから先の人生に活かしていきたいと本気で思います。

半年振り返って思うのは、芸人さんのネタを観たり袖で話したりすることができなくなる寂しさは感じますが自分自身やりたいことはこの半年でほぼやりきったという達成感もあり、次の部署の仕事に気持ちを切り替えていきたいと思っています!

何より嬉しかったのは11月京都の観光シーズンや世間的に第三波がくる手前だったということもあり祇園花月が11月に黒字を達成できたことで、コロナ禍の中での一つのかたちをのこせたのではと個人的には思っています。

心残りは、noteをはじめて掲げていた

・祇園花月のオンラインサロンを作る

・祇園花月を学生お笑いの聖地にする(西の大学お笑いの大会を立ち上げる)

この二点が実現できなかったことは悔やまれますが、西の大学お笑いの大会は引き続き実現に向けて動いていきたいと思いますのでこのnoteを続けながら皆さんに進捗をお見せできたらなと思います。

6月にいきなり祇園花月担当になり、自分なりに祇園花月をどうしていくか勝手に考え一方的に支配人に送った企画案を見返しながら、半年でどこまでできたかを答え合わせしてみます。

※細かな詳細はカットしております。

↓↓

お客さんにわざわざ京都に来て頂くコンセプト作りとして下記案を考えてみました。

〇祇園花月コンセプト案
①「お笑いディープスポット」
※関西3劇場のすみ分け
NGK=お笑いの殿堂(漫才・落語・新喜劇笑いの王道)
漫才劇場=ポップな劇場、笑いの最先端、新人発掘
祇園花月=お笑いディープスポット
→コアなお笑いファンをターゲットにお笑いファンにささる企画イベントを実施していく。

祇園花月に来ればNGK、漫才劇場ではみれないサブカルチャー的な笑いが堪能できるの発信基地にしていきたい。(東京の下北のようなイメージ)
※芸人さんにも祇園に呼ばれたら嬉しいと思われる劇場になっていきたい。

②時代の先端をいく実験型劇場

学生が多くクリエイターが多い街として、歴史ある街の逆手を取った、SNS・YouTube・クラウドファンディングなど既存の劇場にはない、新しい発想の劇場
「皆で作り上げていくお客さん参加型劇場」

③既存の祇園花月+α企画
来年10周年を迎える祇園花月9年の土台をもとに考えた企画

★プロモーション企画案
・祇園花月向上委員会→やって欲しいライブなどをお客さまからアンケートを募集
・京都学生お笑い大会

・祇園花月・はぎはらTwitter作成→本音でつぶやいていく

いつ再開できるかもわからない中で考えた割にはこの軸のもと半年間やり切れたのではないかと思います。

明日からはNGKに場所を移して販促や運営を勉強します。

これからもアイデアや考えることを止めずにお客さん、芸人さんを真ん中におもしろいことを考えていきたいと思います。

変化と価値観の多様の時代において、今までの当たり前に縛られない自由な発想が求められてくると思うのでインプットして新しい価値観、アイデアを考えて発信していきたいと思います!

まさか今年のM-1からもそんなことを感じ取る時代になるとは…

祇園花月は離れますが、引き続きTwitterやnoteで発信はしていきたいと思いますので興味ありましたら引き続きお付き合いください!

帰り道の電車で書き終えます。

さあ明日から年末年始興行頑張ります。

約半年間ありがとうございました!

引き続き祇園花月をご贔屓にお願いします。




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