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NGKエスカレーター上から〜最終回〜

20日前に明日も書きます!と宣言してぶりの更新となります。

これが私です…やばい奴です。

頭の片隅にありながら意識的にサボってしまい20日が経ち何とも不甲斐ないnoteですがフォロー頂いてる皆さまどうかお付き合い頂ければ幸いです。

さて、この20日間で緊急事態宣言が延長され、NGKは週末の金曜・土曜・日曜で「オンライン特大寄席」や様々な企画ライブを無観客でのオンライン公演を実施しておりましたが、昨日6月1日から平日のみではありますが4月25日以来約1ヶ月ぶりにお客様を入れての寄席が再開し、朝からマスコミの方もお越し頂き、ニュースにして頂いております。

1回目の入場者数は35名と緊急事態宣言最中の平日の昼下がりということもあり、厳しい人数ではありますが、ようやく再開できた安堵感の方が強いように思います。

やっぱり一度閉めてしまうと、再開するのに劇場の運営はもちろん演者さんのパフォーマンス含め物凄いパワーがいることを目の当たりにし、これがエンタメ・劇場の現状であり今後どうか映画館など劇場エンターテイメントの灯を絶やすことがないよう願うばかりです。

とはいえ、昨年の経験から運営マニュアルも強化され今回の再開は昨年程のパワーを要さなかったのはノウハウとして蓄積されている、興行会社としての強さも感じました。

さて、タイトルにNGKエスカレーター上から〜最終回〜と書かせて頂きましたが、一週間前の辞令で吉本新喜劇の担当に異動することになりましたので、NGKエスカレーター上での業務は本日が最後となりました。

昨年末から約5ヶ月のNGK運営業務でしたが、入社15年目にして学ぶことが数多くありました。

今みで制作としてライブに携わることしかなく、約半年の祇園花月でも運営業務はやっていなかったので表まわりのスタッフさんへの気遣いや配慮に欠けていたと運営の仕事をしながら多々気遣かされました。

運営の仕事をすることで、事務所デスクさん・出札さん、もぎりさん、売店さん、清掃さんなど色んな方が色んな役割をこなしてこそ劇場、興行、ライブが成り立ってるんだと、新入社員の頃に研修で学んだ当たり前のことが15年でどこか疎かになっていたように思い、学ぶことは多かったように思います。

祇園花月のプロデューサー時に始めたこのnoteで「劇場の見える化」を目指しきましたが、運営目線でどこまでできたかはわかりませんが、

・個人のTwitterでの日々のNGK前の風景や新喜劇販売の様子

・NGK史上最低動員の日

など、2度目・3度目の緊急事態宣言コロナ禍における旗艦劇場の年末年始から最低動員数を記録した2月、賑わいを取り戻した3月、再び休館となったGW以降5月のリアルな現状はお見せできたのではないかと思います。

この状況がいつまで続くか分かりませんが、必ず劇場に賑わいが戻る日はそう遠くないと思っています。

その時にやっぱり生の笑いは格別だと思える魅力的なコンテンツ、個人的には新たな部署である「吉本新喜劇」を盛り上げてまた劇場に足を運んで頂けるように微力ながらチャレンジしてみたいと思います。

そんな中、尊敬するスラッシュパイルの片山さんが素敵な試みで劇場の灯を絶やさず活動されてます。

#劇場にいつ行こう

今オンラインでライブを楽しまれている全国のお笑いファンの皆様。

劇場の生の笑いは格別です。

決して演者さんだけでは成立しない、お客さんがあって初めてライブは成立すると思いますので、皆さま今から「劇場にいつ行こう」か計画してみてください!

昨日から裏でお手伝いさせて頂いている、ジャルジャルの単独ライブも2年ぶりにスタート。

劇場でお笑いを見る日は近いです!

「劇場にいつ行こう」

お笑い興行会社の一員としてこんな素敵な企画が思いつき、実行できるように、今日から吉本新喜劇で頑張りたいと思います。

吉本新喜劇の皆さんよろしくお願いします。



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