unity1week「1ボタン」振り返り
2023年9~10月に開催されたUnity1週間ゲームジャムに参加した振り返りです。今回は4回目の参加でした。
投稿したもの
今回投稿した作品はこれです。
実質映像作品です。
評価期間終了時点で、斬新さ1位、総合9位など身に余る評価をいただき恐縮です。コメントや評価、ご視聴、実況、収監などありがとうございます。
致命的な最適化不足により、一部環境では正常に再生できなかったり、動作が重かったりして申し訳ありませんでした……。取り急ぎ映像部分の動画を用意しました。なんとか改善してアップデートしたいと思います。
制作の流れ
お題発表後、1日目に「目押しするゲーム」が完成しました。今までは目押しするゲームの作り方が分からなかったので、かなり成長したと思います。すごい!!
これだけだと素っ気ないかなと思い映像制作してみました。
ゲームのメッセージ
当時UnityがFeeの問題で注目されていたため、Unityへの感謝の気持ちを盛り込みたいなと思いました。私はVisual ScriptingがUnityに導入された後に「Unityを使えばプログラミングができなくてもゲームが作れます!!」というネットニュースを見て、ほぼ騙されてUnityでのゲーム制作を始めました。まだまだゲーム性の高い作品を作ることは難しいですが、おかげで楽しくゲーム制作が出来ています。
出来たこと
unity1weekの三種の神器(ゴリラ・筋肉・寿司)をいつか使ってみたいなと考えていたので、今回全部入れました。満足です。
出来なかったこと・反省
前回のu1w共有会で「URPを使おう!」と聞いたので、特に何も考えずURPで作り始めました。すると使いたかった従来のモザイクシェーダーが使えず、急遽Materialをオフにすることに……。勉強不足でした。
更には、被写界深度で画面のぼかしを入れたところ、フルスクリーン再生時にぼかしが薄くなってしまっていました。ポストプロセスでは受刑者のプライバシーを守れませんでした。
最適化不足で本当に申し訳なかったです……。実況プレイを通じて初めて問題に気づくことができました。ありがたいです。
テクスチャサイズを小さくすることしか知らず、とりあえずカメラのファーを小さくして、メッシュの結合などについて調べているところです。今になってやっとURPの有用性を感じています。
収監・再犯
不正なゲームプレイの方法に気付いたとしても、それを実行する人は少ないと思っていました。案外多かったです……。
99999点を獲った先に何かあるのではと期待させてしまったのかもしれません。右のランキングに名前が載ってしまうだけです。収監です。
「仕様だから利用しないほうが失礼」という確信犯の言葉に感化されて実行した初犯の方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり再犯者が多いのではないかと考えています。
確認時点で、総プレイヤー145名に対し不正が検知されたのは86件でした。実に60%の方が作中の不正行為を実行しています。貴重なデータが得られました。
一方で40%は、不正をしなかった・気づかなかった清い心の持ち主と言えるのではないでしょうか。中には危険を察知し意味深なスコアを残していく狡猾なプレイヤーも確認できました。
不正手口の公表により、被害拡大の懸念が生じてしまいました。制作者向けの注意喚起ができたらいいなという思いがありましたが……。犯罪手口の詳細が報道されない理由を実感しました。
イベントへの感謝
ランキングに参加しない選択肢が新たに導入され、ありがたいです。色々な方が参加しやすい配慮がされており、本当に感謝しています(この記事はプロモーションを含みません)。
私が初参加したときは実況プレイが怖くて、実況オフ機能とお返しプレイオフ機能があって助かりました。最終的には使いませんでしたが、選択肢があるだけで気の持ちようが違います。
参加概要に「お蔵入りはもったいない」と書いてあり心強いです。この言葉のおかげで投稿できています。
unity1weekで遊んだ作品を記録しています。今回は期間中に120作品ほど遊べました。一回くらいは期間中に全プレイしたいと思い挑んでいるものの、なかなか難しいですね。全プレイ勢はすごい。
おわりに
今回も多くの学びがありました。結局のところ目押しするゲームを作ることがやっとなので、もう少し色々なことが出来るようになったらいいなと思います。実践ばかりで技術が追い付いていない感じがするので、基本的なことから学ぶべきかもしれません。
予定が合えば、また参加したいと思います。お疲れさまでした!