Salesforce【権限編：カスタム権限】

Salesforceの権限には、プロファイルや権限セット、項目レベルセキュリティなど様々なものがありますね！
そんな中で今回は「カスタム権限」についてまとめていきます。

カスタム権限

カスタム権限は、アクセスチェックを定義し、権限セットやプロファイルによる権限を補助する役割のある権限です。
例えば、特定のプロファイルを持つユーザーの更に一部の人だけに、アクションをボタンを表示させたい時などに使用します。

カスタム権限の使い方

カスタム権限の使い方はとてもシンプルです。
まず設定⇒カスタム権限を検索し、新規から作成していきます。

ここでは表示ラベル、API名を決定します。
（接続アプリケーションでも使用できます！）

カスタム権限の設定は以上です。
次はこのカスタム権限を権限セットに含めます。

今回は、作成した権限セット「取引先一括更新」に、取引先一括更新のカスタム権限を含めます。
編集からカスタム権限一覧が表示されるので、含めるカスタム権限を選択します。

そしてこの権限セットをユーザーに割り当てます。

最後に取引先の「取引先一括更新」というアクションボタンにカスタム権限の有無で表示条件を設定します。

コンポーネントの表示条件で、権限⇒カスタム権限⇒取引先一括更新を選択します。

このカスタム権限を持つ時に表示したいので、Trueを設定します。

動作確認

まずは取引先一括更新を付与していないユーザーで見てみます。
取引先一括更新ボタンは表示されていません。

次に取引先一括更新を割り当てたテストユーザーAで見てみます。
取引先一括更新が表示されています。

まとめ

今回はカスタム権限についてまとめてみました。
プロファイルや権限セットを補助する役割のものとして、柔軟に対応できる良い機能ですね！
権限セットと組み合わせて使うとより効果的だと思いました！！