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Salesforce【オブジェクト編:取引先の所有者変更】

取引先レコードの所有者を変更した時、内部では何が行われるのかあまり意識したことはありませんでした。
そこで今回は取引先の所有者を変更した時、何ができるのかまとめてみたいと思います!

手動で取引先の所有者を変更する

まずは画面上で確認してみます。
取引先画面で所有者を変更のアイコンを選択しました。

チェックボックスはオプションで選択できる内容です。
必要に応じてこの処理を実行することができます。

取引先の所有者を変更した時の動作

主にこれは知っておきたいという部分を抜粋しました。
これは自動的に実行されます。

・取引先に関連する取引先責任者の所有者を移行
・取引先所有者の進行中の商談を移行
・共有ルールの再適用
・手動共有の削除

取引先の所有者を更新する方法

取引先の所有者を更新する方法は、手動、データローダー、インポートウィザード、所有権の一括移行があります。

それぞれで更新したときの動作が違うため紹介します。

①手動
・取引先のみの更新不可
・取引先関連レコードの更新可能

②インポートウィザード
・取引先、取引先責任者のレコードを同時に更新可能

③データローダー
・取引先関連レコードの更新不可

④所有権の一括移行
・取引先のみの更新不可
・取引先関連レコードの更新可能

取引先の所有者を変更した時、関連するレコードの更新が必要なのか?を観点に、使用するツールを選択したいですね。

まとめ

今回は取引先の所有者変更で、どんな動きをするのかまとめてみました。
取引先の所有者変更は少々癖があるので、影響する部分を明確にした上で、どのツールを使うのか見極めていきたいですね。


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