Salesforce【データ編：暗号化】

「データの暗号化」という聞きなれないワード。
Salesforceの勉強をしていると、時々出てきますが、これまで実務で使ったことがなかったので、後回しにしていました。
そこで今回は、暗号化についてざっくりとまとめていきます。

暗号化

ネットワークを通じた送信はもちろん、機密データの保存時に暗号化し、セキュリティを強化する事ができます。
例えば、クレジットカード番号などを登録するときは、この暗号化の機能を使用すると良いですね。

暗号化の設定方法

暗号化の設定を行うには、権限：暗号化鍵を管理が必要です。
プロファイルや権限セットで付与しましょう。

暗号化設定から細かい設定を行います。

オブジェクトマネージャーからオブジェクトを開き、項目の作成を押下します。
暗号化を有効化すると、暗号化のチェックボックスが表示されます。

ちなみに暗号化の対象となる項目は、以下です。
・メール
・テキスト
・テキストエリア
・電話
・ロングテキストエリア
・リッチテキストエリア
・URL
・日付
・日付/時間

暗号化の確認

暗号化にチェックを入れた項目を確認すると、マスキングされていません。
これは仕様で参照権限があれば見えるようになっています。
ただしっかり暗号化はされているようです。

暗号化の考慮事項

・暗号化した項目は、レポートやリストビューのフィルターに使用できない。

まとめ

今回は暗号化についてまとめてみました。
機密データを扱う際には、ぜひ活用したい機能ですね。