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Salesforce【レポート編:バケット】
商談やケースなど、様々なレコードを集計してデータを確認したい!ということは多くありますね!
そこでレポートを使う訳ですが、「バケット列」という機能を使ったことはありますか?
非常に便利な機能なので紹介したいと思います!
バケット列の使い方
バケット列は、レポートの列を対象にグルーピングする機能です。
商談のフェーズごとに集計したいとします。
レポートのバケット列を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717224610342-tWNyLIW0QK.png)
バケット列の集計項目として、フェーズを選択します。
バケットの値にフェーズが表示されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1717224517953-A1sBTNTmyF.png?width=800)
フェーズが受注前の「コンタクト」「ヒアリング」「訴求」と、受注後の「受注」「クローズ」、失注の「失注」の商談で分けるとします。
![](https://assets.st-note.com/img/1717225339469-3GK0hNelhC.png?width=800)
バケット列を適用すると、商談がグルーピングされます。
これで商談を3つのフェーズのグループとして、わかりやすくまとめる事ができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717225408019-uR833h5H0k.png)
バケット列を使うメリット
・対象のオブジェクトに集計項目を作成する必要がない
・バケット列に使う項目はテキスト、数値、通貨など様々なデータ型で使用できる
・集計対象の値を自由に変更できる(簡単に変更できる)
バケット列の注意点
・バケット列は5個までしか作成できない
・バケットに選択できる値は20個まで
参考:バケット列のエラーで悩みました
少し複雑なレポートを作成していたところ、バケット列の追加でこのエラーが表示されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717226433439-nOyyXwv9yg.png?width=800)
バケット列は5つまでの作成できるのですが、アウトラインに表示されているバケット列を数えると5つですね。(testというバケット列を追加しようとしています。)
![](https://assets.st-note.com/img/1717226607136-q7HDvIDAMp.png)
なんでレポートを保存できないんだ・・・と悩んでいました。
よくよく見ると、レポートの項目欄に消したはずのバケット列がある事を発見しました。
アウトラインから消しても、バケット列自体は削除されないんですね・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1717227142947-4tYLwWc9Zm.png)
このバケット列:種別を削除したところ正常にレポートが保存できました。
まとめ
今回はレポートのバケット列についてまとめてみました。
バケット列は対象のオブジェクトに集計項目を作成することなく、様々な項目をグルーピングでき、さらに集計項目の値を自由に変更できるのがとても使いやすいと思います。
バケット列を活用して有用なレポートを作成してみてください!
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