宇宙人の存在を信じている

別にやばめの人ではないし、トンデモ信者でもない。

社会でちゃんと働き続け、それなりに常識もあるつもりです。

むしろ若い頃より、ある程度年齢を重ねるようになってから、信じるようになった。それは29才の頃ぐらいから、いろいろと不思議な体験をたまにするようになったからです。

それまでは、極めて地上的といいますか、仕事や恋愛のこととか、友人のこと、好きなミュージシャンのことや、服の流行、自分の性格や人生のことなど、あれこれ葛藤しながらも自分なりに一生懸命生きていました。

そんなある日、不思議なおじさんに会いました。

当時は自分は、新宿のカラオケ店で客引きの仕事をしていました。道に立ってカラオケに行きそうな人に声をかけて割引などして、お店に連れて行く仕事です。

その日もいつもどおり、新宿区役所の前で客引きをしていると、遠くの方から、空中に向かって誰かと話しているいかにもヤバそうな人が歩いてきました。

日本でも有数の歓楽街である新宿ですから、様子がおかしい人は自分は見慣れています。そんな自分でも少し引くくらい異様な空気で、空中に向かって手でいろいろジェスチャーを交えながら、ずっと会話しているのです。

何を言っているのかはよく聞き取れませんでしたが、なぜそこまで驚いたかというと、その人はちゃんとスーツを着た一見大企業にでも勤めていそうな、ダンディーな風貌のおじさんだったからです。ぱっと見が全然まともなのです。

他のよく見かける様子のおかしい人は、外見や雰囲気も明らかに異様な人が多いのでギャップがあまりないんですね。でもそのおじさんは外見と行動が、あまりに合っていないのです。

頭がおかしい感じでもなく、理性的に空中のなにかと身振り手振りずっと話しながらこっちに向かってくるのです。【明らかになにかと話している】感じでした。

そのまま自分の前を通り過ぎていき、その日はそれで終わりです。強烈なインパクトを残して、自分はいつもどおり夜まで仕事をして帰りました。

続きはまた明日書きます。 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?