人生はいろいろ想像を超えていく
早い時間から雨が降り出してしまい、億劫ながらレンタル屋への返却と空き缶、ペットボトルの廃棄も溜まっていたのでついでに買い物へ。
けっこうな降りでビタビタになりながら帰って来ると、嫁さんはジムへ出掛けて行った。
ジム通いの嫁さん…なんだそれ?
俺に嫁さんがいるってのも考えてみれば不思議で仕方ないけど
“ジムに通っている嫁さん”というのも更に想像を超えている。
嫁さんがジム通いなんて80年代のドラマの中だけの話かと思ってたしなぁ。
ホント人生って読めないですね。
昼メシも適当にパスタで済ませてしまえば後は独り退屈なり。
じゃ映画でも…ロマンポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」を観た。
だいたい映画を見てから原作を読むという経験則からは外れ、これは何故か原作を読んだのに映画は観ていなかったのよね。他のロマンポランスキー作品はいくつか観ていたのに…
そんな埋もれたことに気付くことが出来て、それらを掘り起こすことの出来る現在にはホント感謝だな。映画からも音楽からも完全に離れている時期があったが、脳内に染み付いた作品、場面、楽曲、フレーズは決して抜けることはなかった。俺を構成する中でウエイトの大きい部分なんやろな。
そのうち嫁さんも帰ってきて、疲労の具合が丁度いいのだろう…横で深めの昼寝に入った。俺はありがたく嫁さんの腹をモフモフしながら円谷プロ作品を見ていた。
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