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人の振り見て我が振り直せ

嫁さんが隣りの部屋でオンライン授業用の動画の練習をしている…

しゃべり言葉ってのはおもしろい…声のトーン、そのトーン…音域のクセってのが独特である。私はおもむろにベースを取り出して嫁さんのトーンを探りだした。基本トニックとドミナントの2コードであり、ルートと5thの音で構成されている。聞き手にまわってみると、キメの印象付けたい言葉はタメであったり、トーンを変えるなどの区別をつけて貰えると受ける感じは変わるモンではないかなんて思うんだね。普段喋っている時にはもっとエモーショナルな感じなのに人前で喋りだすとなんとも単一のトーンに集約され過ぎてしまい、印象付けたい言葉が埋もれてしまっているように感じる。もちろん声だけを聴いているせいもある…そこには喋り手の表情や身振り手振り…それらを総合して作られている訳だが"より効果的な”を求めようと思うとなかなか自分では見つけられない部分も多いのかな?なんて感じる。そりゃそうよ、自分は喋りに夢中だし、その姿を自分ではリアルタイムでは見れないもんね…

喋りの上手な方はもちろん努力もあるのだろうが、効果的な抑揚をもともと身につけているんだろうね…

やっぱ見せ方…魅せ方なんだろうね…自分も人前で喋る仕事をしているが、人の喋りを掘ってみるのもヒントが埋まってて面白いね。

しっかし考えてみると対人が得意ではないはずの嫁さんがよくこんな仕事をしているなと思う。本人は必死にもがいている感じだけど…

“変わろう″と思うとなかなか難しいもんだが、当人が予期せぬところでなんとなく変わっていくってのは意外と容易いのかもしれないね。

このご時世、時間にゆとりのある方は自身の喋る動画など撮って見てみるのも新たな発見もあり、おもしろいかもしれませんぜ。

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