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キーヨ祭り

 ふと思い返してみると、ひと月くらい前から俺はモミアゲを剃るのを辞めていた。この辺から祭りの予兆があったのかもしれない…迎えるべくしてキーヨ祭りが訪れたのだ。

 祭りなどと言っても俺の祭りなどキャバレーのバスタオル祭りくらいのライトな感じ。実際のバスタオル祭りもネーミングほどディープなものではない…と聞いたことがある。

 ビールと冷や奴を用意してとりあえずミックスリストをポチリ…さぁモミアゲハンサムに逢いにいこう!

 日中からキーヨに思いを馳せていた俺の中の盛り上がりは尋常ではない。

 目元、口元はきっと緩んでいて時折「おぉ」とか声が出る。画像付きで好きな音楽を楽しんでいる時はいつも嬉しそうな顔をしている…らしい。嫁さんによく言われる…。

 「慕情」「明日に架ける橋」「ロシアより愛を込めて」昨晩も聴いた「フライミートゥザムーン」…スタンダードの安定感は…

 「キーヨハンパないって!」

 「オールオブミー」でカメラにサービスするキーヨ!

 この人のwinkはきっとマイケルマクドナルドと同じくらいカッコいいと思うよ。どっちも見たことねぇけどな。

 「さよならをもう一度」

 https://youtu.be/2ifJ2cYKko0

 結構クールなイメージがあったのでこういうエンタメ度合いはいけません。好きになってまうがね!こんなの現場で目が合っちゃったらイチコロだぜよ!
 
 いろんな楽曲を聴けば聴くほどうめぇ!うめぇよ!たまらねぇよ!

 出会いは1971年のレコード大賞受賞は子供心にもインパクトは抜群だった。あんなにダイナミックな歌唱を俺は知らなかったのだ。

 https://youtu.be/yrj-LwrLXeE

 こんな画像も残っているのか!

 時は過ぎて洋楽に夢中になっていたころ、懐メロ系のテレビ番組のエンディングでステージに並ぶ歌手の方々の中に深いボルドーカラーのタイトなスーツに身を包むヒゲをたくわえたロングヘアーのキーヨが立っていた。

 レオンラッセルみたいじゃんけ!

 

 この頃なんだろうか?これより髪が長かった気がする。この人は何かちがう!気になって仕方なかった。

 その後もスタンダードやらハワイアントラディショナルやらカヴァーやら様々な楽曲を唄うのに出くわすが、いつ聴いても現役感満載で、唄うことに対して決して妥協をしない試行錯誤をしているように見えてました。

 やっぱり一度生で観てみたかった…

 「また逢う日まで」はカラオケで何度も唄ってきたが、俺はキーヨの音源をひとつも所持していない、探しにいくことにしよう。

 おまけ… ミックスリストの途中に出てきた…この人もすごい!

 https://youtu.be/WsAYvdcwYjU

 どちらもすごい歌い手である。

 お客様の一番前にいる最高のプレイヤーであると思う。こんな人はもう出てこないのではないのかもしれないねぇ。

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