日記
こんにちは歯蟹です。
普段は真珠をパチンコ玉に加工する仕事をしています。
皆さん。旧ギャラクシー零式に乗ったことありますか?
私は今日乗りました。
その興奮冷めやらぬうちに、今日のことを日記として残しておこうと思います。
旧ギャラクシー零式とは?
皆さんおなじみの自家用ギャラクシーの初期モデルです。レア中のレアで、世界に7台しかありません。
つい最近、オークションで九億五千七百万円で落札されたのは記憶に新しいでしょう。
そんなものになぜ乗れたかと言うと、私の友人が所有しているからです。
彼の祖父がギャラクシー開発メンバーの一人で、会社を辞める時、社長から餞別の品として貰えたそうです。
乗ってみた感想
乗り心地は今のより良いと思います。今のギャラクシーよりふわふわとした乗り心地で、今すぐにでも道路を走っていけるような感覚でした。
それもそのはず、椅子のシフォンケーキの材質は綿100%で、今のプラスチック製のと比べたら柔らかさは抜群ですし、ハンドルは綿菓子製ポン・デ・リング(四角)でした。
そして驚くべきは燃料。
今、金属を溶かして動かしているギャラクシーがほとんどですが、当時は濡れタオルを五枚燃料タンクに放り込めば、三日は動き続けたそうです。
しかし、フォルムは今の物の方が美しいと思います。
四角い形の物が新しく製造されなくなって早五十年。やはり『丸』という形は美しく、どうしても角張っている旧ギャラクシー零式は私の肌に合いませんでした。
やはり私が愛しているのは新型ギャラクシーのみ。
興味本位で旧型に乗りましたが、四角より、三角より、丸が美しい。
今日は貴重な体験ができた日で、先人たちの想いに触れることが出来るとても良い日でした。
それと同時に、この時代に生まれて良かったと、つくづく思う日でもありました。
友人はこの旧ギャラクシー零式をギャラクシー博物館に寄贈するそうなので、良ければみなさんも見に行ってみてください。
それでは。