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第一回ガンホー杯、優勝しました。

少し前に麻雀Vtuberになった自称17歳JKコロプラガンホー@colopl_gunghoさん(以下コロちゃん)、配信ではバーチャルフリー雀荘という名目で、雀魂のいわゆる参加型友人戦を行い、CGというポイントをやり取りしている。

で、そんなコロちゃんが初の大会を開催。
解説は日本プロ麻雀協会に所属する今田孝志プロだ。

四麻半荘戦の通常ルール、ABCD各ブロックから1名が勝ち上がり、決勝を行う。
俺はAブロックで、友人戦のルーム作成を任されていた。
ここからがすでに勝負だ。
俺は好きな数字の5が出るまでルームを何度も作り直した
53289、俺の好きな5が頭で、2、8と筋も含まれている。勝ち確だ。

予選

そんなわけで、予選開始。
起家スタート、とにかくアガリまくり、南場の親を迎えた時にはこういう状況。

だが下家が粘り決めきれず、この親も蹴られてしまう。
こういう展開はだいたいもつれる。

南3局、対面の親が二本場を積み、満貫直撃で逆転、ハネツモならゲームセットという点棒状況となり、上家が中と発をポン。
もはや白を抱えて心中するしかなくなった。数巡したらオリに向かうつもりだったが、すでに親は25mのノベタンで満貫テンパイ。
この巡目なら25m引いたら切ってると思う。あとで牌譜見てゾッとした。

ここで親が2mツモ、和了した。4200オールなら変わらない。
配信のコメントでも間違えたと言っていたので、条件は把握していたはずだが、とにかく助かった。
俺だったらどうするかな、2mか5m切るかな。5s引きの中ぶくれカンチャン単騎も辞さないし、3mや4mが出たらチーしてフリテン解消、単騎待ちににする。
でもその前に、3sではなく5m切りで36sのノベタンにしたかもしれない。
25s引いた時に25s待ちにできるしな。

まあ今回はこういう結果になったが、俺がアガリを重ねても喰らいついてプレッシャーを常にかけてきて、強い相手だった。
ともあれラッキートップではあるが決勝進出。

決勝戦


決勝戦は、対面の満貫ツモから始まり、上家が下家から7700出アガリ。東三局に対面から6巡目リーチが入る。

思わず東をポンしたが、これは我ながら下手だな。テンパイまで遠いし、勝負しなくてはならない牌が多すぎる。
さすがに無謀、下手の極致だ。

相手の当たり牌9sを食い取るが、高速ツモ切り。そしてロン。裏が乗って7700点の放銃。
本当にバカだ。だがこの放銃がきっかけで冷静になれた気がする。

東ラスの親番、トップ目とは約25000点のビハインド。
対面が2副露で速そうだ。
この手で俺は6pをチー。ここは鳴くと決めていた。

俺が上家なら、3p切りだったかもしれない。どっちにしろ鳴くけど。

2s赤5sを引き入れる。2巡で手牌がグッと締まった。

上家がテンパイ、リーチを打ってきた。宣言牌の3pをチー。67mが見えてない状況だったが、5mが通ってよかった。
上家は47s、俺はカン4sの待ちだ。

そして2巡後、最後の4sをツモ。

結果はラッキーだが、6pチーをためらわなかった俺の決断が生んだ会心のアガリだ。
さあ、ここから反撃開始だ。

一本場の親は上家が役牌ホンイツ、5200点は5500点を下家から出アガり、南入する。
そして下家の親からリーチ。俺は一発でドラの3pを勝負した。7mの方が嫌だった。

リーチ棒付きだし、上位二人との点差を縮めたかったのだけど、これもちょっとやり過ぎかな。安い手だし、現物3枚もあるし。
ただ仮に放銃しても、ラス目が簡単に飛ばない点棒を持って欲しいという気持ち、もし自分が一時的にラスになっても、また点棒は増やせるという自信もあった。オーラスの親があるし笑

7pも押す。6p切りが早い。
ラス目の親なら赤でもない限りめいいっぱいに構えるだろうし、通るだろうと。
まあこんな事してればいつかは刺さる。

……さて、色々と安全牌を開拓した俺だが、4pは切れない。

俺が3pを通したのに、オリているであろう対面も上家も3pを切らないということは、親が使っているということではないか。
1pが通っても4pは切れない。35pのカンチャンや、3335pという形があるからだ。

結局流局となり、俺は1500点を得た。
ちょっと冒険もしたが、上位二人との点差が縮まった。

一本場、俺はこんな手でリーチを打った。
そうそう6sは出てこないと思うが、3sにしろ、もし親から出たら当たるつもりだった。
暗刻二つなら裏ドラはそう乗らないだろう――などと考えていたら上家から追っかけリーチ。

こうやって全員の手牌を見たから言えることだけど、58p6p待ちが思ったほど良くない。俺が8p掴んだらドンマイだけど、5pはカンできる。
そしてこの局は、思わぬ形で決着した。

対面がチートイをテンパイ、放たれた牌は俺の当たり牌である3sだった。
4pと3s、どちらも二枚壁だ。
俺が対面ならどうしたかな。二軒リーチ相手、山も残り少ないので現物になったばかりの8s切りでほぼオリの迂回だけど、ドラドラチートイで決めにきたのかな。

ともあれ、トップ目からのデバサイ。
供託を含めれば4900点の加点、満貫でかわせる位置となり、勝利が見えてきた。

そして次局、配牌を見てニッコリ(*^-^*)

ドラの5mが赤含みの暗刻、しかも赤5pまである。ドラ5だよドラ5!

これは映画『ロッキー4/炎の友情』のイワン・ドラゴ。

よくよく牌譜を見返すと、俺が5m持ってる確率すごく高くないか?
日頃から俺は伍萬大好きと公言しているが、まさに俺と5mは炎の友情だな。

ともあれハネ確だ。
何としてもアガりたい、いやアガれると思った。

第一ツモは南、次巡すぐに重なる。
親が第一打で切っている。浅いところにいてくれることを願いつつ打9m。

1pが暗刻になりイーシャンテン。8sを切るも、次巡かぶってしまう。
先に4m切りで5mの暗刻を確定させるのが良かったかな?
4m切りなら、8sがトイツになるので、親に合わせて2p切りだったな。
ただ、この段階ではマンズを横に伸ばすことも考えていた。

面前で手が進行したら、こんな形を頭に描いていた。

途中6mを引き、打2p。
これは46mを落としても良かったんだけど、4枚目の5mを引いたら1pを切るつもりだった。

もうマンズの中張牌は極力切りたくないし、ピンズを少しでも場に安くしたかった。浅知恵かもしれないけど。
親からリーチが来てもとりあえず一巡凌げる――なんてことを考えていたら対面が南をツモ切りポン、テンパイだ。
南赤赤ドラ3のハネマン、下家から出ればゲームセットとなる。
だが下家がピンフテンパイ。6p切りで69s待ちダマ。

上家から9sが出るが、下家はスルー。
4s引きの一通を狙ったか、あるいは6p切りということは、ホンイツへの移行を考えていたのだろうか。
俺だったらダマにするなら赤5p引きを見て9p切りだが、たぶんリーチを打つ。三局満貫アガるつもりで、ここは一発や裏ドラに期待してリーチしているだろう。
まあリーチだったら、上家も9sじゃなくて北を切るかもしれない。

ここで一つ断っておきたい。たびたび俺だったら、みたいなことを言ってはいるが、打牌批判というわけではない。
トップ獲りの大会で、それぞれ色んな思惑があって打っている。それぞれの思惑が絡み合って、結果が生まれるわけだ。
牌譜を見て回顧しながら、他の対局者の手牌を見、それぞれの思考にも考えを巡らせ、これも勉強だと思いながら書いていることを理解していただきたい。
誰よりも俺が暴牌打ってるしな。人の事あれこれ言えないって。


――次の下家のツモは7p。
河にツモ切られ、俺のアガリとなった。

そして俺は、栄えある第一回ガンホー杯の優勝者となった。素直に嬉しい。

しかしまあ、こうやって牌譜を見返すと、とにかく配牌や展開に助けられたと実感する。

ただ、結果論ではなく、最初から自信はあった。
決して驕りではなく、今回初同卓を除くだいたいの参加者の実力は把握していたつもりだ。
優勝できたのは運が良かったからだが、とにかく俺は有言実行を果たした。


今回の大会参加者で俺とリアルで打ってみたい方がいたら、コロちゃんを通じてでも連絡して欲しい。
きっとリア麻の方がネト麻よりも強さを見せられると思うぞ、なんてね。

ともあれ、今後も楽しく向上したいものだ。


さて、今回のアーカイブはこちら。
コロちゃんことコロプラガンホーさんは、Vtuberプロ雀士を目指してるので、ぜひチャンネル登録して、一緒にバーチャルフリー雀荘で遊びましょう。
日本プロ麻雀協会に所属する今田孝志プロのツイッターやnoteもぜひチェックしてください。俺もnote読んでます。


それでは今回はこの辺で。ありがとうございました~(*^-^*)

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