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【Life is Journey:世界一周癒しの旅⑦】「がーまるちょば!人とワインに、ほっこり…ジョージア編」

お金とカードがないとこんなにも心細いものか。トビリシ空港で10ユーロだけ両替し、空港から市内までバスで1時間。でも、バス代はたった0.5ラリ(20円!)。ああ、助かった~

しかも、コインが0.3ラリしかなくて困っていたら(お札はあったけど両替ができない)やりとりを見ていた女の子が「私が出すわ」とお財布を取りだし、それを制して運転手さんが差額を払ってくれた。人の悪意に落ち込んでいただけに、感激しきり。

さらにバスから降りて宿へと歩く中、階段でスーツケースを持ち上げようとしたら、上から人がかけ降りてきて手伝ってくれたり、宿が見つけられずに困っていたら、わざわざ宿まで連れて行ってくれる人がいたりと、到着からわずか数時間でジョージアが大好きになる。

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なによりうれしかったのは、ジョージア語で「マドゥロバ」(ありがとう)というと皆、にこっとうれしそうに破顔すること!ああ、なんて素敵な国なんだ

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ジョージアの人の信心深さにも驚いた。バスの中からでも教会が目に入れば、十字を切って頭を下げる人多々。ミサの時間には教会の外にまで人があふれていて、みな敬虔に祈りをささげている。

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トビリシでは、温泉に入るのを楽しみにしていた。煉瓦のドームが連なる温泉地区の横には川も流れ、鬼怒川みたい。でもパブリックバスは(温泉なのに)「女性はシャワーのみ」と聞いてあきらめ。プライベートバスは安ホテル一泊より高いが、ジョージアでは数人でシェアして、飲んだり食べたりお風呂に入ったりして楽しむそうだ。温泉パーティしてみたいぞ

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ただ、お金がないのでひたすら町を歩きまわるのみ。着いた日の夜にはジョージア伝統音楽とダンスのショーがあったのに、2000円と聞いてこれもあきらめ(今思えば、有り金はたいてでも見ておくべきだった)。

ほかの国に比べると格段に安いとはいえ、レストランにも入れない。初日の夜は非常食として持ち歩いていたインスタント味噌汁だけという情けない一日。

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クレジットカードの緊急カード発行でも問題多々。連絡はすべて「電話」でしか受け付けないのだが、ジョージアには公衆電話がない。コレクトコールしたくてもオペレーターがいない。トビリシ後半2泊の宿代は現地払いで、カード会社から「電話とファックスがあればカードがなくてもカード決済にできる」と言われたが、宿にはファックスもない。
「公衆電話もファックスもないなんて…」というと、ホテルのマネージャーに「スマホがあれば何でもできるのに、そんな前時代的なもの誰が使うのか」と逆に馬鹿にされた。


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